KOMOREBI

さてさて。アンジュルム ライブツアー2017春 ~凛~

福岡公演。行ってまいりましたよ。いやはや。

アンジュルム、最高でした。はい。以上です。

 

 

というわけにもいかないのでね、ざっくりとね。

楽しかったのでセトリとか全然覚えてないし、
楽しかったのでなんかふわふわしてて眠いし、
あと単純に語彙力がないので。

でも本当に楽しかったので終演後スキップで横断歩道とか渡ってました。

 

 

開演前のライブハウスの外観とか入場待機列とか、「ライブ来ちゃったぜ~~~~~イエ~~~~~イ」的な写真とか撮っとくべきだったかなって思ってます。
ちゃんとプライバシーに配慮してファンの方にはモザイクかけたり的な。スタンプで顔隠しちゃったり的な。SNOWは許しませんけど。

 

まあでも雨だったんで。傘で手ふさがってたしスマホとか濡れるのいやだったんで。ていうかブログのための人生じゃないんで。携帯に縛られる人生なんていやだ!って、どこかのアイドルが言ってた気がするし。

 

キャパ300人の310番台だったので、まあ後ろから2列目とかだったわけで、整理番号見たときにある程度覚悟はしてましたけど、そりゃね。見えないよね。二列前とかに180cmはありそうな人とか立っちゃうんだよね。センターに綺麗にかぶったりしてね。ライブあるある。ないか。

 

ハロヲタの年齢層って高めのイメージあったからピンチケとかいなそうって思ってたんだけど、開演前なのにすぐ横から語尾上げマンの声がするから(もう勘弁してくれよ...)って思いながらチラッと横を見たら四十はとうに越してるであろうおじさまで、なんだか見てるこっちが申し訳ない気分になりました。今後の人生の参考にはなりました。でも落ちサビのパチンは気が散るからマジで静かにしててくれ。

 

そんなこんなで開演して、気づいたら暗闇に和田さん立ってて、みたいな。

セトリ忘れちゃうよねー。たぶん最初は「恋ならとっくに始まってる」「上手く言えない」「糸島Distance」だったとおもう。たしか。

 

糸島Distanceのソロパートで声裏返っちゃうリカコササキかわいかった。
照れてしばらくニヤニヤしてるリカコササキかわいかった。
ずっと声枯れてるリカコササキかわいかった。

 

もともと顔が似てるなーとは思ってたんですけど、今日のMCでの喋り方とか聴いて、この子はゆかリストの残党を無自覚に殲滅する子だなって感じました。踊れる歌える、しかもライブ中すっごい楽しそうなんですよね。なんだこいつ。最強かよ。

 

胸元開きめのタンクトップ着てるのにMC中なぜか前かがみになる室田、本物の痴女でした。ごちそうさまでした。見えてないけど。歌唱力が異常すぎて毎回笑ってしまいます。実はパフォーマンス中の室田の笑い方がすごく好きです。ササキとかかみこ(上國料)とかとはちょっと違う感じの、こちらの思惑をすべて見透かしたうえで視線を奪ってくような、平たくいえば「エロい」顔。

 

省エネだと評判の勝田さん、「まあパフォーマンス厨じゃないし見ても自分じゃ気づかないだろうな」とは思ってたけど見たらわかりました。ああなるほどこれはいわゆる省エネだ。かといって、やる気がないとかダンスが下手だとかいうことではなくて、それが勝田里奈という存在なんだろうな、と感じました。結局あの人どらきんぐ食べれて嬉しかったって話しかしなかったし。でもそういうの嫌いじゃないです。

 

それから、あやちょおねえさんこと(僕しか呼んでない)和田彩花さん。この日の前半は長い髪を全部うしろに流すヘアスタイルに、赤とベージュのボーダーのニットとミニスカートにタイツという、スタイルの良さを存分に生かした恰好で、マジのガチで惚れ惚れしました。スカートの裾のあたりから下は180cmおじさんに隠れて見えなかったけどな!

 

踊りながら髪を振り乱して、顔を上げたときに髪をかき上げる仕草がイケメンすぎて「抱いて!」って思った。本当に。「臥薪嘗胆」のスキャットの瞬間の眉間のシワに私はなりたい。

 

かと思えば、MCでマイクを持ったら中学生みたいな喋り方するんですよね。今日は歯ブラシがお気に召さなかったようで、「もうあの歯ブラシやだ!毛先がすぐ広がる!むかつく!」みたいなこと言ってて、かっこいいかかわいいかどちらか片方にしてくれないと好きになりすぎちゃうのでやめてくれ...などと考えながら聴いてました。

 

途中にソロ曲メドレーがありまして。

スマイレージ時代の曲ですら全部は把握しきってないのに、別のグループの曲なんてわかるわけないでしょ!と。まあ知ってる曲を聴きにきたわけじゃないし。知ってる子がかわいい曲踊ってればなんでもいいです。とはいえ、なんて曲だったのかは気になるので、聞き取れた歌詞の断片を覚えておいて、あとで調べるというアナログな方法でがんばって特定しました。いま考えれば記憶に余計な神経を使っちゃったので、もったいないことしたなあという気持ちはある。かといってモヤモヤを残しても同じ結果だったかもしれないし、おそらくは自分の勉強不足を恨むのが正解。

 

和田さんのソロ曲は松浦亜弥『笑顔』。

喋り方もそうですけど、和田さんは見かけによらず、声がかわいい。いや推し補正とかじゃなくて、甲高いというか、すこし尖った声をしてて。シリアスな表情とのギャップが強くてそういうところも好きなんですけど、このメロディとこの詞を和田さんの少女の声が歌うので、アンジュルムだけでなくハロプロのリーダーとしてもステージに立つことの重さをこっちまで感じるようですごく感慨深かった。初期の、本当にロリロリな頃の面影が今もばっちり残ってるから、好きになってひと月足らずの分際でエモみをめちゃくちゃ感じました。

 

かみこソロ曲はモーニング娘。『いつもとおんなじ制服で』。

いや、あの、素直にかわいい。かみこはかわいい。顔だけ見たらエキゾチックな顔で、苦手な人は苦手な顔なんだろうけど、背がちっちゃい。そして無邪気。センターに立ってるときのドヤ顔っぽい笑顔がかわいい。本当に大人のようなおこちゃまのような不思議な子。以前弊ブログでご紹介した「次々続々」に、"命"(いのち。みことではない)みたいなポーズをしながらポジションをシフトするところがあるんですけど、そこのかみこがピョコピョコしてるのがめっちゃ好きです。あの曲は好きなポイントが多すぎて、ブログもういっちょ書けるくらい。

 

あと笠原が歌ってた曲、すごい聴き覚えがあってなんだっけこれ、と思ったけど肝心の歌詞を忘れてしまいました。ということで「かっさー ソロ」でTwitter検索して答え見ちゃいました。そうか、最初からそうすればよかったんだな。

サビでのコール&レスポンスの笠原の煽りがかわいかった。ていうか笠原チョーかわいかった。全体曲でも赤のサイリウムを振りながら笠原のかわいさに何度頭を抱えたことか。

 

ソロメドレーが終わって全員出てきたときには全員デニム系の衣装に変わってて、そのなかでも和田さんの衣装がすごくよかったですね。なにがよかったかって、襟が少し広めのトップスだったんですけど、踊るうちに襟が少しずつずれてって鎖骨がね。もうね。最高。鎖骨最高。ビバ鎖骨。鎖骨よ永遠たれ。

 

笠原のハイウエストデニムに(たぶんヒマワリ柄の)ブラウスもすごく清楚でよかった。めっちゃ好みでした。リカコササキのタンクトップはちょっとえっちな感じ。好き。

 

そこから「次々続々」とか「臥薪嘗胆」とか「チョトマテクダサイ!」とかをやった、気がします。知らない曲がちょこちょこあったせいかセトリわかんなくなるのよ。前半衣装だったか後半衣装だったかでだいたい分かる気がするけど、自分の記憶力はあんまり信用してない。

 

そのあとのMCで笠原がどうしても言いたいことがあると。

「大事なところで振付を間違えてしまって、本当にごめんなさい…」

自分はともかく、周りの人も「全然わかんなかったw」とか言ってたので全体的に「大丈夫だよー!」って空気になって、ほっこりエピソードかなと思ってたら急に泣き出す笠原。「この公演しか来られなかった人もいるのに…ほんとにごめんなさい…」とか言いながら顔押さえて泣き出しちゃうもんだからもう、なんなんだこの子!!健気か!!かわいすぎか!!キュン死に(死語)させる気か!!おじさんちょろいから泣いてるアイドルすぐ好きになっちゃうから!!!!

アンジュルムで一番最近加入(まだ半年前)したのがこの笠原で、先輩に早く追いつきたくて頑張ってるからなのか、悔しいのと申し訳ないのとで泣いちゃったんだろうか。笠原が笑顔になるなら、俺は何十本でもホットピンクのサイリウムを振るよ。

 

泣きやまない笠原を笑かそうと中西が変顔でウザ絡みするくだりも良かったし、というか全体的に中西はウザかったし、周りのあしらい方も「ああ、これは伝統芸なんだろうな」と思わせる雰囲気の良さで、MCだけでもずっと聴いていたいと思いました。というか和田さんといいアンジュルム年長組は中身が男子中学生みたいなのばっかりだな!! 竹内さんもまあ中身は男子みたいなとこあるけど、むしろ男前な感じ。自分の推しを追うので精一杯だったので、もう少し心と視界に余裕がほしかったな。

 

感覚として、和田さんと笠原のマッチアップが多かったかな、と感じました。その二人ばっか追ってたからかもだけど。ていうかたぶんそれだけど。最古参のリーダーと新入生のマッチアップ、エモすぎるよ。二人ともめっちゃ笑顔なの最高だよ。もっとくれ。もっとください。

 

ラストはスキちゃん! 間奏の「○○がスキちゃん!」の部分は、さしもの僕でもちゃんとコールしようと思ってはいたものの、180cmおじさんセンター丸かぶりのせいで次が誰なのか全然わかんなかったよ!! さすがに順番まで暗記するほど予習完璧じゃなかったので、そこは不完全燃焼でした。反省です。

 

前方に笠原サイ、左前方に和田サイがいたので、ライブ全体を通して(脳内補完済の)目線をいっぱいいただきました。赤サイ振ってたから和田さんはまだしも笠原がこの状況でレスくれるわけないだろとは分かっていても、きゃわいい女の子が笑顔でこっちのほう見てたらそりゃ蕩けちゃうでしょうよ。勘違いでいいじゃん。都合よくていいじゃん。こういうのは今日から『木漏れ日レス』と呼んで積極的に享受していきたい所存。

 

ということで、総括。

和田さん遠目からでもかっこいい。でもできればもっと近くで、指先とか、照明が当たってないときの表情なんかも見たいと思いました。かみこは至近距離で見たら本当にやばそうだ。遠目からだったから致命傷で済んだ。笠原はかわいすぎた。推し増すことに躊躇しないほどにやられた。参った。

 

「大器晩成」「忘れてあげる」「カクゴして!」等々、聴きたいと思っていた何曲かはやらずじまいでしたが、楽しかったからオッケー。むしろ「次に取っといてやるぜ、命拾いしたな(僕が)」と言えちゃうくらいには満足でした。

 

自分としては、試運転のような感覚。サッカーで例えるなら、勝ち濃厚な試合で試したい若手を投入する感じ。勝つと分かってるからこそ、まあできるだけやってこいよ、と飛び込んでみて、悪くなかった、むしろ良かった、すごく良かった、でもまだまだこんなもんじゃないよと。もっと完全に万全な状態で飛び込んで心から「最高かよ!!!!」って言いたい。そもそも次があるのかどうかを聴くのは愚問です。次はあるよ。作るよ。最前とか狙ってやるからな。待ってろ上國料。

 

本当は終演後に(高速)握手会なるお見送り的なものがあったのですが、準備ができるまで時間がかかりそうだったし、ほぼ最後列だったし、つまりめんどくせえ!ってことで並ばずに出てきました。まだかよーって思いながら余韻が冷めていくのも、握手のときなんて言おうって考えてライブのことが吹っ飛んじゃうのももったいないと思ったし、それに関しては全然後悔してないです。あ、物販で写真はしっかり買いました。

 

「思い立ったが吉日」などという言葉がありますけど、今まで自分の中では「現場に行くなら予習しっかりしていかないといけない」って思いがあって、今回はあえて見切り発車的に行ってみたけど全然楽しめたし、むしろ「次は完璧に」っていうモチベーションになるので、興味があって機会もあるなら、臆せずに突っ込んでみるのもたまには悪くないと思います。

あるいは、世界が変わるかもしれないし。