ひとりリクアワ2017 前夜

修論(ハードラック)と戦(ダンス)ってるこの1ヵ月。
朝は間に合うギリギリまで寝て、夜は日付変わる頃に帰ってさっさと寝るという、もはやどちらが家なのか分からなくなるような生活をしているせいで、なかなか推しメンのshowroom配信や出演してる番組なんかを見れなかったりしているわけで、日常でタイムフリーにアイドルを摂取できる要素がモバメと音楽くらいしかなくなっています。とはいっても社会に出れば繁忙期は連日残業というのは当たり前、むしろ風物詩と思うようになるのかもしれませんが、とにもかくにも研究をさぼっていたツケを払わないことには社畜どころか穀潰しに成り下がってしまうので、尻に火が付いた今になってようやく奮起しているわけです。連日お堅い文章を書き連ね、気分転換にprimeで『昭和元禄落語心中』を観ているせいで自分の書き方がどんなものだったか全く忘れてしまいました。少なくとも導入が下手くそだということは変わっていないようですが。

 

とにかく、そういうわけで毎日アイドルの曲を聴いています。「日本の音楽シーンはクソ。アイドルはチャートに出てくるな。アイドルはクソ。」とか思っていた高校生の俺、元気か? 安心しろ、あと3年もすればお前はハピネスを手に入れる。考えるな、ハピネスを感じるのだ。

ここ数年で多重影分身を習得したので、推しメンの数も5倍くらいになりました。1グループに3人までは単推しであるとかの有名な哲学者も言っていたので、まだ人の道を踏み外してはいないと信じたい。そういうわけで、2017年はアイドルだけでなく、その子らの楽曲にも出会う機会が激増しました。まあグループが違うとはいえ、詞は全部同じオッサンが書いてるわけで、作曲編曲もお得意様ばかり請けているから根っこはだいたい同じアイドルソングなんですよね。ハロの曲聴いてハロっぽいって思うみたいに、ハロオタはたぶん「4648の曲って全部同じに聴こえるよな」って思ってると思います。僕だってキャベンディッシュとラカタンとプランテンとレディフィンガーの味を見極めろって言われても無理です。バナナの話です。

大体シングルカットされるような曲はアップテンポでキャッチ―なメロディであることが第一条件みたいなものだから似るのは当然で、それを5だか6だかのグループが年に2つも3つもリリースするもんだから全部同じに聴こえちゃっても仕方がないといえば仕方がない。限りなく恋人に近いけど想いを伝えたらこの関係が壊れてしまうのが怖くて踏み出せずに友達のままでいる少年のテーマソングばかり聴かされたところでオタクに一体どうしろと言うのだ。友達以上恋人未満の甘酸っぱい青春ラブストーリーが順番待ちしてる。キャベンディッシュ渋滞中。いやバナナの話がしたいんじゃないんだ。

そうは言ってもたまに、というか最近になって特に、この曲アリじゃない?普通にアリじゃない?いけるんじゃない?と思う曲がポンポン出てきて、前述のとおり「アイドルの音楽を聴くぐらいなら俺はゴッホになる」くらいに思っていた自分が完璧にアイドル楽曲を好きになってしまった。これまでも「アイドルの曲とミュージシャンの曲はそもそも別次元だし比べるもんじゃない」とは思っていたし、そうでなくともアイドルの魅力を引き出す触媒程度には思ってはいたんですけれども、最近はめちゃくちゃに聴く。一日中聴いてる。あの曲聴きたいってなって聴く。アイドル"なんか"が歌ってる曲でウルッときたりする。鼻筋さんの音楽人生におけるパラダイムシフト。

そういう意味で2017年は音楽にも助けられた一年だった。ような気がする。そうだったことにしよう。じゃないとこのブログを書く意味がなくなる。とにかく、だから2017年にリリースされた楽曲という縛りで自分のランキングを作ってみようと思い立ったわけです。音楽を聴く時間なら十分あるのでね。アイドル曲として最高とか、いやいやこの曲は外に出しても恥ずかしくないクオリティはあるんじゃないのとか、そういうのもトータルして考えました。毎日ピザとペプシばっか口にしてるアメリカンにワインの味を語られても説得力はないように、オタクの言う音楽的完成度にいかほどの説得力があるのかははなはだ疑問ではありますが、どうかひとつお付き合い頂きますよう、宜しくお願い申し上げる次第です。

さて、それでは2017年は4648あわせて一体いくつの楽曲がリリースされたのかと数えると、AKBが51曲、SKEが17曲、NMBが12曲、HKTが18曲、NGTが13曲、STUが2曲、乃木坂が37曲、欅坂が30曲。総計にして180曲。1年で180曲。単純計算で2日に1曲。どうなってんだ。秋元康やっぱ天才じゃねえか。オッサンとか言ってすみません。

180曲とは言っても案外聴いてる曲ばかりだったりする。パチンコ楽曲は音源がないので、180曲にはカウントしたものの今回は対象外。大きな声では言えないところでこっそり聴いたある曲がすごく好きだったから早く音源をくれ。だめなら新潟劇場に通うしかない。あとはミュージカルの曲も除きました。

というわけで発表していこうと思ったのですが、今この時点で2200字。ハードラックもこのペースでダンスっちまえればこんなに苦労してないはずなんですが。MVリンク貼ったり試聴リンク貼ったりなんかしたらDMMオンデマンドばりにロードに時間がかかってしまいそうなので、今日はこの辺で勘弁しといてやらあ。次の記事から本気出します。

で、トップ30くらいに絞ったのは絞ったんですが、僕の中のリトル鼻筋が「この曲もいいから紹介させてくれ!!」とうるさいので、トップ30には入れてないけどすごく良曲なので聴いてくださいって曲たちの話を次の記事でします。あとは単純にトップ30の明確なランク付けができてないので時間稼ぎです。

 

では。

 

*追記*

やっぱりこの記事内にまとめることにしました。
グループごとにざっと並べます。MVのリンクがあったら貼ります。
公式MVがなくてもアレをアレしたら案外聴けr


📌AKB48

 - 悲しい歌を聴きたくなった(まゆゆきりん)
 - 誕生日TANGO
 - 左の腕で連れ去って
 - Get you!(サシニング娘。)
 - 自分たちの恋に限って(フューチャーガールズ

 
 - あばたもえくぼもふくはうち(ふぅさえ)

 - ラスベガスで結婚しよう


📌SKE48
 - パーティーには行きたくない

 

📌NMB48
 - 僕は愛されてはいない(白間美瑠
 - Which one(吉田朱里太田夢莉渋谷凪咲村瀬紗英 、植村梓)

 - 真夜中の強がり

 

📌HKT48
 - ロマンティック病
 - パッションフルーツの秘密(Chou)
 - 僕だけの白日夢(プラチナガールズ)

 - さくらんぼを結べるか?(4期生)

 

📌NGT48
 - ぎこちない通学電車
 - 純情よろしく

 

📌STU48
 - 瀬戸内の声

 - 思い出せてよかった

 

📌乃木坂46
 - スカイダイビング
 - 硬い殻のように抱きしめたい(齋藤飛鳥
 - 三番目の風


 - My rule


 - まあいいか?(白石麻衣秋元真夏


 

📌欅坂46
 - 結局、じゃあねしか言えない(五人囃子)
 - 再生する細胞(今泉佑唯
 - 100年待てば(長濱ねる)
 - AM1:27
 - 割れたスマホ(青空とMARRY)


 - 波打ち際を走らないか?(青空とMARRY)


 

ということでトップ30落ちした30曲。正直この辺の曲も大好きだし、めちゃくちゃ語りたい。しかしながらそこまでするとさすがに全部読んでくれる人もいないし自分も書く時間がない。ここに載せてないけど好きな曲もたくさんあるし本当に悩みました。本当に。しかし秋元康はすごい。同じペースでこんな良質な音楽をバンバン生み出せる作曲・編曲者もすごい。

公式MVが公開されてない曲の影が薄くなってしまうのがとても口惜しいので気になったらiTunesか何かで視聴してくれると嬉しいな。めんどくせえ、幅取ってもいいからここにリンク全部貼りやがれっていう意見があればフレキシブルに対応するかもしれない。たぶんしないけど言うだけタダです。奮ってご応募ください。

 

 

では。