固辞と辞去

こんにちは。推しが毎年成人式を迎えることでおなじみ鼻筋です。
今のところ再来年の予定は空いています。各位よろしくお願いします。

広島-尾道遠征の話もするつもりではありますが、今回はとりあえず北九州市は小倉の西日本総合展示場で開催された、AKB48 ジワるDAYS 個別握手会における元推しとの再会であり最後と、それにまつわる諸々の話。過去の清算なんていう言葉があるけれど、クリッククリックしていたときの自分はそんなこと知る由もなく。

 

4月6日と7日に分けて各支店が参加する合同握手会。大本命STU48ハロコン感想戦をしたかったHKT48、第三の山本が気になるNMB48は4月6日の参加。俺?俺は仕事だよバカヤロー。思えば以前に今村美月さんが福岡にきたとき(あれは2ndの告知でラジオに生出演するやつだったとおもう)も自分はせっせと仕事をしていた。推しのために働いているようなものなのに推しに貢げない悲しみ。早く3億円当ててドロップアウトするぞ。

そんなわけで仕方なく、誠に申し訳ないが本当に仕方なく本店と栄と新潟から気になる子を選んで行ってみようかなと。握手はしてみたいけどわざわざ遠征するほどでは…というのが選考基準。本店からせいちゃんとゆかるん、新潟からジュ!!、栄からは前からわりと好きなマヤン、最近気になってた青海さん、推しとかではないけど大好きな由麻奈さん、あともう完全にネタのつもりでとった内山さん。完全にネタのつもりでした。完全に。

そしたらまあKIIの二人が卒業発表しちゃったもんで。過去の自分の気まぐれファインプレー、なのか? 由麻奈さんも命さんも、初めて福岡で握手して、最後も福岡で握手することに。そういう運命だったのかな。オタク人生で初めて握手した二人だから、これがある意味正しい終わり方なのかな、と思ったりもする。

卒業することそのものについてはもう何も言わない、言えない。最早情報を得ようともしていなかったし、惜しんだり悲しんだりする権利もないし。それでもこういう機会を与えられたのは神の、アイドルとオタクのカルマを司るなにかしらの神の思し召しなのだろうとおもう。しらんけど。

 

そんなわけで6日に仕事を終え、そのまま高速をぶっ飛ばし小倉へ。オタク3人で飲み歩く。本命の推しがいないからという理由でにんにく丸揚げを頼むオタク。そういうとこだぞ(とてもおいしかった)。そして謎にツインで一泊するオタク。2週連続でオタクとツインで泊まるの意味不明すぎる。

翌日の予定は1部せいちゃん2枚から。メンバーの名前だけ見て何も考えず申し込んだので頭の悪すぎるスケジューリング。というか、夜勤明けの参加になる可能性も十分あったので、考えるだけ無駄という気持ちで申し込んでいたような気がするな。これがなぜか2週連続で日勤という奇跡のシフトをいただいたので、朝から無事参加できることに。カルマ。

前日の1時2時まで飲んでいたのに翌日7時過ぎには起きて会場に向かう。さながら握手の奴隷である。身体的にはともかく精神的にはぜんぜん苦じゃないのだけど。朝一でガラガラの会場、目指すはせいちゃんレーン。そもそも動画会て何やねんどうしたらええねんという精神的障壁(かれこれ10分くらは懊悩していた)を乗り越え、いざ受付へ。懊悩したせいで先に一人入られてしまったが10秒伸びようがたいしたことはない。免許証も準備して、さて…二度見した。俺はこの受付の女性を知っている。知っているもなにも、大学院時代の研究室の後輩ではないか! 彼女が前のオタクの券を数え終え、今にも顔をあげようとするタイミングであわてて回れ右、すごすごと撤退。だってばれたくないもん。10秒の差はでかかった。社会的九死に社会的一生を得た瞬間である。しかしまあ、四十いくつもレーンがあって、自分は1人分の券しか持っていないのにそれを引き当てる豪運よ。結局その日はせいちゃんレーンに足を運ぶことはできなかった。本当にすまない。

ついでに言えば2部のマヤンもアレがアレで部がまるごと潰れてしまった。早起きしたのに1秒も接触することなくお昼になるという…推し増し制度があって助かった。最終的にその余った券で色々できたので良かったは良かったのですけれども。運が良いのか悪いのか。これもきっとカルマ。

青海さんの顔と対応が思った以上に良くてまんまと推し増しを消費してしまったり、斯々然々でモチベーションが逆転して杏樹でなくニシムラナナコォに会いに行ったり、ほとんど動画も写真も撮ってないけど十分楽しんだところで、いよいよ6部内山さんの券が2枚手元に残るお時間になりまして。ちなみにこれは正規の券なので、当たれば1Sでも2Sでも撮れるやつですね。いったいどんな面して撮りに行けばいいのかわからないから外れてくれ外れてくれと思いながら例のモンティ・ホール問題みたいな画面にタッチするのですよ。当たるんですよ。うわあ参ったなあと思いながら台詞を選ぶ紙を見る。名前を記入しろと書いてある。本名以外は認めてくれないらしい。そりゃそうか。現役時代(とは)手紙を書いていたころ署名してたっけ。どうだったっけ。とにかくそのときは名前で呼ばれたくなかった。もうそんな間柄じゃないから。どんな間柄だ。元カノか。あながち間違いでもないけど。

台詞の選択肢の中には2つくらい名前を呼ばれないパターンがあった。「しぇからしか!」、博多弁で「やかましいわ!」くらいの意味かな、これが自分にはちょうどいいなと思ってこれにした。ひとつ前に並んでいた女オタに「台詞を言うたびに消耗する」などと愚痴っているのを聞いて懐かしい気持ちになりながらカメラの準備をする。自分の番になる。

握手の時間で何を話すかは大体考えていて、「福岡に来るから3年ぶりくらいに券を取ったのに卒業発表しやがって~」的なスタンスでいこうと思ってた。別に嘘じゃない。ヘラヘラと無責任な通りすがりのモブで終わるつもりだった。

3行目まで完全に油断していた。もしかしたら見覚えくらいはあるかもしれないとは思っていたけど、3年も前のことだし、そこまで頻繁に会いに行けていたわけでもないし、覚えてもらおうとしたわけでもないし、名乗ってすらもなかったし。

しかし一体全体どこでパンダと結びついたのか。当時はパンダのリュックを使ってはいたけど、荷物はレーンには持っていけないし。便箋はパンダ柄のを選んで送っていたと思うけど、握手会で手紙の内容を話したりした記憶もない。いや、一度だけ「こないだ出したから読んでね~」みたいなことは言ったような気がするけど、その程度の情報でリンクしたのならすごくすごい。そうでなければ、僕が「パンダが好きそうな人相」であるぐらいしかない。これかな。絶対これだわ。

ミスター鉄面皮の異名を持つ自分でもさすがに動揺した。しかしこのまま、呆然としたまま黒縁メガネゆかるんの券を干すわけにもいかない。一旦移動して黒縁メガネゆかるんが精一杯応援してくれるラブリーな動画をスマホに収めたあと、ラスト1枚と残っていた券をほぼ全部使ってもう一度会いに行く。本当は全部使ってもよかったんだけど、実は西満里奈ちゃんに会ってみたかったので一枚だけしっかり残した。

とにかく話がしたかったので受付の人に「握手だけでいいです」と伝えたものの、「せっかくなので押すだけ押してみては」と言われモンティホール。そして当たる。参った。どうしても名前は呼んでほしくなかったし、どうせなら静止画としても残しておこうと思って2Sに。オタクにアイドルの前で自撮りさせるなんて残酷だ。考案者はサイコパスか何かか。来世はゾウハナミズケムシにでもなればいい。きっと誰かが愛してくれる。

病気にでもなったかと思われていたらしい。生きてはいたけど他界してました。本人からしてみれば、言われたところで喜べる話ではないだろうけど、それでも「推していたあの頃が楽しかった」ということはちゃんと伝えたかった。いま思えば、最初に会ったときからこの日まで、笑顔以外のあの人を握手会で見たことがなかったように思う。そういうところが好きだったんだなとしみじみ思った。

その次の部で、こちらも最後になるであろう由麻奈さんともお別れをしてきました。声が出ない状態だったのが残念だったけど、人生ではじめて握手をしたアイドルときちんとお別れができてよかった。対人記憶力が半端ない由麻奈さんでもさすがに3年ぶりのモブの顔はうろ覚えだったらしい。「誰推しだったっけ?」と聞かれて「あー…えっと…内山さんです」と答えた。過去形で質問されたので嘘はついてないから許してほしい。「内山さんって呼んでるのw」とウケられてしまった。

 

推してた期間はたぶんたった2年くらい、会いに行った回数は5,6回くらい? 手紙は何回か書いたけど、名乗ったわけでもないし、公演に行ったわけでもないし、生誕委員やらとして何かしたわけでもない。そんなどうしようもないやつでも、アイドルは「自分のことを好きな人」というのをちゃんと見てくれているらしい。自分には一生縁のない感情だろうけども、縁もゆかりもない人間がどこかで自分と出会って、どこかから自分を応援してくれているというのは、それぐらいには心強いものなんだろう。当時も今も有象無象の一人であることに変わりはなくても、好きという気持ちを表現すればしただけ、きっと何かが生じるし何かが残る。だから貧乏多忙なる学生オタク諸君、そして当時の俺、どれぐらい推しているかとかどれぐらい会いに行ったかとかそういうの、自分が思っている以上には全然関係ないぞ。敢えて陳腐な言葉を使わせてもらうけれども、好きならそれでいい。自分の主観を信じていけ。でもできればたくさん会いに行こうな。

ちなみに由麻奈さんとお別れしたあと、セーラー服を着た西-合法-満里奈ちゃんにめちゃくちゃ癒されました。いけないお店に行った気分でした。SKEの未来だいぶ明るいな。

ひとりリクアワ2018~3日目~

さてさていよいよトップ20。去年は1位がMVなしの試聴リンクのみというモヤつく感じのやつでしたが、今年はどうなるかな。まあどうせあれだろうなと思われてそうな気もします。

 

 

20位:ある日、ふいに… - AKB48 フューチャーガールズ [センチメンタルトレイン type-B]


作曲・編曲:藤谷一郎
ポップでカワイイTHEアイドル楽曲という感じなのですが、この曲の何が好きかってストリングスの使い方。聴いていただければわかると思うのですが、バイオリン系の音の存在感がすごい。隙あらばキュルキュル。耳障りじゃないギリギリ心地いいラインでキュンキュン跳ねる。このキュン↗の上がり方が、そのまんま恋のキュン↗って感じがします。しません?しませんか。そうですか。軽快なディスコビート、ピアノベースの伴奏、そしてキュンキュンバイオリン。聴いてたらなんかいいことありそうな気がする。曲がり角で食パンとぶつかれそうな気がする。唐突に不穏になる間奏はちょっと椎名林檎っぽくて好きです。MVも映えそうなスタジオで撮っててカワイイ。一番好きなシーンは「風船をめっちゃつけたのに飛ばない牛をひっぱたく渋谷凪咲さん」です。1'44"くらいのところです。よろしくご査収ください。

 

19位:夜明けのコヨーテ - サガミチェーン選抜 [無意識の色 type-B]


作曲・編曲:K-WONDER、SAS3
アコギ、コンガがメインの澄みわたった綺麗な音の中に、アフロな遠吠えやら雄叫びやら謎の鳴き声やらがサンプリングされた個性強めの一曲。アレンジの仕方としては乃木坂46『人間という楽器』に通じるものがなくもない。生命力というか、独特の力強さを感じます。音の綺麗さももちろん大好きなんですが、歌詞の表現の仕方もすごく好きです。「孤独が散らかったアスファルト」「遠くに聴こえているサイレン」のあたり、ジャングルにアスファルトもサイレンも存在しないし、直接的な結び付けがされているわけでもないのに、なんとなくイメージを共有できるというか。聴き手への委ね方が雑なのに気にならない。すごい。ちなみにコヨーテは、基本的に単独かペア、生息環境によっては群れでも行動する動物で、環境への適応性が高い動物(らしい)。野生のイヌ科の動物の中では唯一つねに遠吠えをする(らしい)。秋元センセはそのあたりの生態なんかを都会で生きる人間になぞらえてコヨーテをチョイスしたんでしょうが、残念、コヨーテはジャングルには生息していませんでした。オッオー。

 

18位:夢力 - CGB41 [夢力]

夢力

夢力

  • CGB41
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

作曲・編曲:鶴崎輝一
クリーム玄米ブランとの唐突なタイアップで誕生したSTU48内のユニット、CGB41の楽曲。CGBはお察しの通りクリーム玄米ブランの略です。41は知らん。爽やかな青春ロック系の曲で、パワーコードのキャッチーなリフとサビのコーラスが印象的です。Aメロのアルペジオ、Bメロのコード進行、どっちもすごく良い味を出してて好き。基礎的なテクニックがしっかり入ってるからバンド入門曲として教材になりそう。”僕らはここからがすごいぞ”っていう歌詞、すごくシンプルな言葉なのに、根拠のない自信が頼もしい。だからそのあとCメロで落ちちゃうのがすごくもったいない…一旦間奏挟んでほしかった…1番Bメロで推しメンの声がめっちゃするのと、CMでもちらっと見えるカクカクダンスが超かわいい。歌詞もメロディもシンプルな分サビのWOW…の疾走感が際立っている感じがしますね。メープル・ナッツ&グラノーラちゃんが世界で一番かわいいよ!!

 

17位:サンダルじゃできない恋 - AKB48 アンダーガールズ [センチメンタルトレイン]


作曲・編曲:Atelier Ladybird
ラテン色強めのボサノバジャズ。謎の水音。超おしゃれ。音も歌詞もエロい。誰がどう聴いてもおしゃれでしょこんなん。『サンダルじゃできない恋』ってもうこれだけで全部表現してるワードですよね。”日灼けしても似合わないような彼らしい大人”とか”他人に話せるような夜を過ごしたい”とか”口紅の色も変えましょう”とか、言葉選びが秀逸すぎる。捨てるところがない。歌詞がエコ。エコかつエロ。もう何言ってるかわかりませんね。

 

16位:Teacher Teacher - AKB48 [Teacher Teacher]


作曲:日向佑斗、早川博隆、Belex 編曲:Belex、早川博隆
ゴリゴリのEDM。今まで聴いた48楽曲の中でいちばんEDMとしてのクオリティが高いかもしれない。K-POPみたいという声も聴きますが、まあアジア系のポップスでEDMがいちばん浸透してるのは韓国ですし。アイドルソングかロックバンドかのほぼ二択の日本はむしろ遅れてるほうかも。しらんけど。サビが二段構えになっていて、二周目でぐっと音が増えるところがめちゃアガります。編曲のBelexさんと早川博隆さんは、みなさんご存知DA PUMP『U.S.A』のカップリング『All 2 You』も二人で編曲されているという謎の縁。MVもおみあしがセクシーで良いのですが、どっかの栄の曲もそうでしたが、曲が良くてもMVが良くてもぐるぐる回ると酔っちゃうので本当にやめてください。歌詞は『Dear my teacher』とか『ディスコ保健室』みたいな、不埒で破廉恥なやつです。割と好きです。おれのさとちゃんにこんなこと歌わせるんじゃない!

 

15位:自分じゃない感じ - 乃木坂46 [ジコチューで行こう! type-B]

自分じゃない感じ

自分じゃない感じ

  • provided courtesy of iTunes

作曲・編曲:ツキダタダシ
乃木坂46 3期生の楽曲。脱力系ネオ・シティポップといったところでしょうか。無気力な現代っ子という感じの歌詞が心地良い。動きたくないけどそろそろやるかー、ってときによく聴いています。右耳でほぼずっと鳴っているミュートの効いたギターリフと、左耳から流れるカッティングの効いたギターの没入感がすごい。Hey!やらHo!やらの独特の気の抜け方も良い。聴いてて疲れない、気持ち良い音だらけで構成されているところがめちゃくちゃツボです。MVほしかったな。

 

14位:Mystery Line - AKB48 [僕たちは、あの日の夜明けを知っている type-A]

Mystery Line

Mystery Line

  • provided courtesy of iTunes

作曲・編曲:BASEMINT
もうイントロからくそかっこいい。いかにも48のダンスナンバーという感じですが、音のメリハリのつけかたがマジ巧み。匠。音の分厚い音楽も良いですが、音をあえてスカスカにして静寂感を強調しているような感じもかっこいいですよねー。去年の曲でいうと乃木坂46Rewindあの日』みたいな。メンバーは松井珠理奈さん(センター)、田野優花さん、白間美瑠さんというもう名前だけでかっこいいのがわかるユニット。珠理奈のハスキーがかった声で歌うサビの入りのメロディはもう反則。作編曲はBASEMINTさん。2018年から楽曲提供し始めたようで、SKE48『誰かの耳』とIZ4648『必然性』とこの曲の3曲のみ。3曲とも音楽性が高い良曲なので、ぜひ今後も楽曲提供をしていただきたい。

 

13位:耳を塞げ! - チームナイスファイト [NO WAY MAN 劇場盤]

耳を塞げ!

耳を塞げ!

  • provided courtesy of iTunes

作曲・編曲:SaSA
PRODUCE 48で落選したメンバーによるユニット。もうちょっと名前なんとかならなかったんですかね。ギミックを押し出さないシンプルな縦ノリEDMと、これまたシンプルな心強い歌詞の相性が案外良い。そのせいなのかなんなのか、なんとなく乃木坂3期生曲というか、ひらがなけやき2期生曲というか、要するに若手の曲という感じがします。こういうストレートに背筋を伸ばしてくれる曲ってたまに聴くとハマるんですよね。作・編曲はSaSAさん。過去の提供曲としては乃木坂46がメインで、『満月が消えた』『ライブ神』のほか、ぶっちぎりで評判の悪い『スカウトマン』、欅坂46の曲では『Student Dance』があります。僕は前者の2つは好きなのですが、『スカウトマン』はとにかく歌詞が酷いので好きじゃないですね。偶然か必然か、人を選ぶ曲が多い印象です。バースとコーラスの差をあまり強調せず、サビの直前や冒頭で半音を多用する傾向があるので、サビでの解放感を求めるアイドルソングとしてはあんまりウケが良くなかったりするのでしょうか。難しいところですね。

 

12位:四字熟語ガールズ - NMB48 team M [欲望者 type-B]


作曲・編曲:大塚剛毅
謎のタイトル、謎の歌詞。『ひらがなで恋したい』のアンサーソングではありません。NMB48らしい、アジアンな音も取り入れたテンション高めのポップス。ハイヤーイーヤーサーサーとか何回も出てきますが別に沖縄に関連があるわけでもなく。その歌詞のとおり「一度聴かされりゃ耳に残る」不思議な歌詞とキャッチーなメロディ。本当に四字熟語を並べただけのCメロ。ひたすら楽しい。MVではポップでガーリーなおうちでメンバーが変なダンスを踊るというこれまた不思議な世界。『恋するフォーチュンクッキー』しかり『恋』しかり『U.S.A』しかり、ここ数年で超売れた曲はだいたいヘンテコで踊りやすいダンスがセットでついてくる。つまり日本人みんな定期的に踊りたい。踊ってばかりの国日本。みんなで四字熟語ダンス、踊ろうぜ。

 

 11位:猫アレルギー - AKB48 team 4 [Teacher Teacher type-D]


作曲・編曲:板垣祐介
『猫アレルギー』を歌っている東京で活躍するアイドルがAKB48、『猫とアレルギー』のほか『東京』などを歌っているバンドがきのこ帝国です。はい。
好きな子の好きなものがどうしても苦手ってあるじゃないですか。でもできるなら好きな人と好きなものを好きになりたいし、同じ”好き”を共有したいし。猫アレルギーなのに猫好きの子を好きになっちゃって猫がいる家にお呼ばれしちゃって、どうなる、俺!?みたいな、そういう歌詞。完全にこの漫画のイメージで聴いちゃうのですが、とにかく純情っぷりがかわいい。メロディもキャッチーでさわやか。コーラスの入り方も綺麗で、聴いてるだけで眩しい。学校で制服を着てラインダンスをするMVもマジでかわいい。かわいすぎる。青春ってこんなに眩しいんですね。アイドルらしいキラキラかわいい曲と歌詞とMVということで、大好きな一曲です。

 

10位:匙を投げるな! - NMB48 team BII [欲望者 type-C]


作曲・編曲:ツキダタダシ
豪快に撫でおろすギターにロックの魂を感じる。サビに入ってたたみかけるボーカルとコーラスのノリが最高に気持ちいい。4648楽曲としてはかなりしっかりロックをやってて良い。2番に入る瞬間のアコギのエロさ。2番サビ直前のベースのエロさ。たまらん。間奏のギターソロもちゃんとロックのギターソロ。目を瞑って恍惚としながら演奏するギタリストが見える。オタクでバンドを組みたいとずっと思っているんですが、やるなら絶対この曲。最初から最後まで疾走感たっぷり、痺れます。それにしても、匙を投げるなだの、ノックをするなだの、ガラスを割れだの、耳を塞げだの、指図ばっかりしやがって。まったく。

 

9位:凍える前に - SKE48 team S [Stand by you type-A]


作曲:木下めろん、Dr.Lilcom 編曲:Dr.Lilcom
この曲も昔懐かしいシティポップ風。Aメロのフィンガースナップ、Bメロのサックスがこっそり大人な雰囲気を醸し出しててすごく好きです。サビ前で一瞬音が止まる演出も良い。2番の”門限はもう過ぎちゃったけど 遅くなった言い訳が思いつかない” ”恋人って理解し合ってるのか 思い込んでるだけなのか 結局他人ならしょうがないか”という部分がすごく好き。曲としてすごく好きだし、歌詞もストーリーも好きなんですけど、”凍死しちゃうよ”ってところが完全に浮いててマジでもったいない。超ダサい。そこだけは本当にありえない。正気を疑う。凍死はマジでないから。マジで。

 

8位:割れないシャボン玉 - けやき坂46 [走り出す瞬間 通常盤]

割れないシャボン玉

割れないシャボン玉

  • provided courtesy of iTunes

作曲:渡辺翔sasakure.UK、ふるっぺ 編曲:sasakure.UK
けやき坂46の2期生、河田陽菜、濱岸ひより、宮田愛萌の3人からなるユニット曲。キラキラピコピコテクノポップ。音作りが『GAME』のころのPerfumeっぽい。もしくはコルテモニカ。3人ともかわいい声の持ち主なので曲のフワフワとした世界観にぴったりなのですが、なんといってもサビのパート割が天才的。のびやかな高音パートの裏でラップ調の低音パート、2つのパートの絡み方が最高。サビ手前で一瞬ブレイクが入るのでサビに入る瞬間がマジで気持ちいい。過去に番組で披露する場面があってパート割が分かったのですが、サビ2周目で高音パートと低音パートが綺麗に入れ替わっていて、もう本当に最高かよと思いました。あれはマジで興奮する。どっかで探して観てみてください。観ればわかる(たぶん)

 

7位:告白の順番 - 乃木坂46 [帰り道は遠回りしたくなる type-C]


作曲・編曲:安部純
サビの入り方がエロすぎる。ボーカルの1音目の、半音の使い方。予定調和の裏切り方。エロすぎる。ディスコティックなベースとシンセの音もめちゃくちゃ好みだし、地味に良い味を出してるピアノもすき。Cメロの中期椎名林檎感もすき。全体的にもう性感帯ドンピシャみたいな感じ。サビ頭が強烈すぎて分かりづらいんだけど、もしかしてこれ転調してます...? キーが変わってないし転調してないと思うんですが、詳しいひと教えてください。「友達みたいに接してきた幼馴染を好きになってしまったけど、向こうは自分のこと友達としてしか見てくれていないかもしれない。でもこっちから告白するのはやだ」っていう内容で、歌っている四人組『女子高カルテット』にもマッチした良い歌詞なのですが、最後の最後の歌詞が「結局二人同時に告白しましたとさチャンチャン」っていう打ち切り漫画みたいな終わらせ方なので、そこだけは本当にくそ。秋元康ちゃんとして。両想いになったら恋の楽しいとこは終わりみたいなところあるけど。べつに終わらせなくていいんだから。

 

6位:もう森へ帰ろうか? - 欅坂46 [ガラスを割れ!]


作曲・編曲:河原健介
重厚なシンセの物悲しい雰囲気が印象的な、エレクトロニカ寄りのピアノハウス。四つ打ちとピアノってめちゃくちゃ相性良いよね。Bメロのサビへの繋ぎ方、Cメロの落とし方も素晴らしい。しびれる。音楽そのものもそうですが、ディストピア的な歌詞といい、MVの独特なダンスといい、WORLD ORDERが好きな人にはわりと刺さりそうな曲だと思うんですが、いかがでしょう。僕的にはめちゃくちゃツボなので、欅坂46はこういう曲をいっぱいやってほしいです。

 

5位:君は僕の風 - AKB48グループ センター試験選抜 [Teacher Teacher]


作曲:外山大輔 編曲:APAZZI
タイトルの通り、風が抜けるような疾走感が心地良い曲。この曲のギターの使い方がめちゃくちゃ好きで、Aメロ1周目のとこ、”ドキドキするんだ”のあとにギューンと入るグリス!ここ!はいここ!いま風が吹いたよ!吹き抜けたよ!バースの間はミュートしつつ、繋ぎ目でギュルギュルと持ち上がる48系シングル王道の弾き方ももちろん、Bメロにかけてハーモニクスで余韻を残しているところや、サビへの入り方まで、アイドルソングとしてのギターの使い方はもう120点くらいあるのじゃないでしょうか。ギターの使い方もそうですが、コード進行も歌詞も、これぞAKB48らしいAKB48の曲という感じで、もうこれがシングルでも全然おかしくないほどの完成度。これを歌っているのが「AKB48について誰よりも知っているメンバーの選抜」というのがもうめちゃめちゃエモいです。

 

4位:ロマンティック準備中 - AKB48 team A [Teacher Teacher type-A]

作曲・編曲:丸谷マナブ
全体の2割くらいを占めているかもしれない男声スキャットの主張が強すぎる。強すぎるんですが、歌詞も曲調もパーティな感じなので違和感がないし、むしろないと物足りない。パーラパラパパー!ヘーイヘイヘイヘーイ!って歌っちゃう。右耳のカッティング、左耳のワウでもう完全に脳をアイドルファンクに支配されてしまう神曲。Cメロの息抜きしつつテンションは落とさない感じや、後味のいい終わり方など、無限に聴いてくれと言っているようなものではないか。個人的に2018年のAKB48の楽曲ではぶっちぎりで好きな曲でした。MVのそうじゃないだろ感はこの際置いておきましょう。

 

3位:触らぬロマンス - サクララブレター32 [無意識の色 type-D]


作曲:cAnON. 編曲:K3CP
SKE48の若手選抜(たぶん)。イントロしょっぱな、助走をつけてリフに突っ込んでいく感じがもうアガる。ていうかリフが神。安直なディスコビートじゃなくて、ハイハットの裏打ちでキレ良く仕上げているから音の跳ねが気持ち良すぎる。ハミングっぽいギミックも良い。イントロだけで永遠に踊れる気がする。2番Aメロでリズム隊だけになった中に現れるギターがどエロい。サビの入りでボーカルだけになるところもヤバい。とにかくほぼ全部ヤバい。全体的に音のキレを意識して作られているように感じます。曲について書くにあたってMVも初めて観たりしているのですが、サビのダンスもめちゃめちゃかっこよくて良いですね。大箱で見たいな。まあもうすでにこの中の7人くらいはいないのですが

 

2位:下手を打つ - NMB48 [ジャーバージャ type-B]


作曲:前迫潤哉、林武蔵 編曲:林武蔵
だいたいもうわかってきているとは思いますが、ディスコ・ファンク・シティポップあたりが僕のツボです。この曲はもう聴いた瞬間から好きでしたね。ギターのカッティング、ベースの跳ね、夜をイメージさせるようなエレピ、もう全部好きです。歌詞がめちゃくちゃ物騒なのも好き。簀巻きだのケジメだの、もはやアイドルの歌詞じゃない。完全にノワールの世界。ノワールディスコ。”名前に命 そんなタトゥーなんて流行らないよ 身元確認に便利か”っていうブラックすぎる皮肉が超好き。これをかっこよく歌えるのはNMB48しかいないですね。曲として終始テンションがほぼ一定なのですが、だからこそかっこいい。曲としてのクオリティもNMB48らしさもしっかりあって、これがシングルでも全然おかしくないくらい良い曲。

 

1位:暗闇 - STU48 [暗闇]


作曲・編曲:aokado
STU48の1stシングル。タイトルだけ見るとデビューから縁起でもないと思ったりもしましたが、実際に聴いてみると印象が全く変わりました。夜明けが来ることをどこかで確信している暗闇というか。むしろ暗闇がもう少し続いてほしいと願っているというか。ピアノ、アコギがメインの伴奏が、海と空がテーマとしてある歌詞やグループそのものを綺麗に表現していて、その中である種フォークソングのような、語るような歌い方が若さや不器用さを感じさせる、聴けば聴くほど、STU48の1stはこの曲しかありえなかったなと。本当に良い曲をもらったと思います。”夜よ 僕を詩人にするな”の一行で表現されているものの重みがすごい。もう語るのも野暮ですね。この曲に関してはもう秋元先生に完敗です。そもそも同じ土俵に立ってないけど。

 

 

ということで、無駄に長引いたひとりリクアワ2018もこれにて終了です。1位知ってたとか言わないで。ウケがよかろうとわるかろうと、自分がやってて楽しいので来年も勝手にやります。本家リクアワでしれっと入ってたり、最近は別グループの曲を大箱コンでやったりってのも多いし、良かったら興味ないグループの曲でも聴いてみてね。また来年、ぼくがオタクを辞めていなければ、お楽しみに。

 

ひとりリクアワ2018~2日目~

どうもこんにちは。2日目です。何日経とうが2日目です。時空が俺についてこい。
ということで40位-21位です。ちゃっちゃか行きます。この辺から「好きな曲」から「すげー好きな曲」に変わります。

 

40位:ドローンジェラシー  - 2ki [ひまわりのない世界]

ドローンジェラシー

ドローンジェラシー

  • 2ki
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

作曲・編曲:古城康行
Bメロのベースが最高すぎて白飯3杯くらいいけそう。ポップでファンキーなかわいらしい音楽に「ドローンで彼氏がほかの女と遊んでないか24時間監視中♡」という完全にヤバい歌詞をのせた最高の曲。「できるなら首輪つけたい」とか朗らかに歌うんじゃない。どう見てもヤンデレなのですが、NGT48 2期研究生のじゃんけんユニットということで、まだ少女らしい声なので全然かわいく思えてしまうのが男のダメなところ。ストーキングしててもあいつらかわいいんだよ(不謹慎)。他の女の子に妬いてしまうからドローンで監視する、という歌詞なのでひねりがないタイトルといえばそうなのですが『ドローンジェラシー』の語感めちゃくちゃ良い。センスはシンプルなものに表れる。いま考えた説です。そういえば、ドローンで監視するというと乃木坂46嫉妬の権利』MVの鈴木絢音ちゃんがめちゃ可愛かったのを思い出しました。2番なのでYoutubeでは見られません。残念。ちなみに今は航空の方の法が変わったのでもう飛ばせなくなりました

 

39位:その女 - 乃木坂46 [僕だけの君 ~Super Under Best]

その女

その女

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作曲:岩崎哲也 編曲:APAZZI
ダンサブルなラテンジャズと変な歌詞に変なラップ。エンタで2人組の女芸人がこんな感じのネタやってそうなラップパート。登場する「その女(ひと)」の行動が理解のちょい上を行っているので共感性も何もない。ここまで書いててネタ曲ぽいですが、曲が良すぎる。曲が好きだから何回も聴いてたらラップも全然アリに思えてくる。むしろ好き。ラップじゃなきゃ無理。なんかもうよくわからんけど気持ちよくなってくる。APAZZI天才か。”飼ってた猫が二三日 家からいなくなったとか 嫌いだったカリフラワーが食べられるようになったとか 檸檬って漢字書ける人と絶対仲良くなれないし”という「どうでもいい話」のチョイスがちょうど良い。こっちの話は聞きもせず自分のしたい話をしたいだけして去っていく、もう本当に意味不明な女なんですけど、サビの最後にどちらの台詞かわからない”またね”という歌詞があって。散々ひどい扱いをしておいて「また会いたい」という意思表示をする「その女」だったらかわいいし、元恋人に都合よく呼び出されてくだらない話を聞かされるこの時間を楽しんでいる「僕」の台詞だとしたら、それはそれで心情的な深みが増すので、ちょっとリドルストーリー的なところがあるのかなと。もっと言えば”またね”は二回繰り返されるので、お互い”またね”と言って別れた、という解釈もできるのですが、まあそんな細かいことを考えなくても十分楽しい曲だと思うので、心を解放して謎ラップの海へ飛び込みましょう。ナゼワラーウラーウラーウ....

 

38位:片想いの入り口 - STU48 [暗闇 type-C, D]

片想いの入り口

片想いの入り口

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作曲・編曲:飯田清澄
学校×片想いという定番のやつ。Aメロがほとんどメジャーコードなのに対して、サビのド頭がマイナーコードなのが切なげでエロい。それに加えてボーカルのメロディが飛び跳ねるような感じなので、片想い特有のちょっと不安定になる感じがにじみ出ててとても良いと思います。歌っている4人の声も特徴があって、なんともいえない世界観が出来上がっているのも好きです。
”気のせいか声が聴こえたような… 渡り廊下走っていたような…”
”教室から何が見える? カーテンがふわり舞って邪魔をしている”
みたいなピンポイントに具体的なイメージが浮かぶ、感覚的な要素が強い歌詞がところどころにあるのも、歌詞の世界観に没頭しやすい理由なのかなあと。この曲で自分がイメージする教室はなぜか電灯がついてなくて薄暗いのですが、同じ人いません? 『世界には愛しかない』の教室みたいな。なんでだろう。

 

37位:日常 - 乃木坂46 [帰り道は遠回りしたくなる type-B]


作曲・編曲:Akira Sunset、野口大志
力強い6/8の2拍子が印象的な曲ってありそうで意外と少ない。たぶん。最初に聴いたときはアンジュルムの『七転び八起き』っぽいなーと思ったのですが、こちらは少し悲壮感めいたものを含んでる感じがしますね。俯いてるようなAメロBメロとは対照的に、サビで顔を上げて自分の意思で歩き出そうとするような、ぐっとギアが入る感じが好きです。Hey!のところはめちゃくちゃ盛り上がりそうだし、間奏のダブステップも痺れる。ライブ向きの曲ですね。アンダー曲はハルジオンあたりからかっこいい系が増えているような気がします。初期のほんわか路線、中期の女々しい路線も懐かしいのですが、今のアンダーに求められている姿ってことなのでしょうか。知らんけど。
”自由とは途中下車をできること”という言い回しがかなり好きです。余談ですが人生を電車の乗り降りに例えた曲は2018年にもう一曲あります。あれかな。秋元さん、めちゃくちゃ気が重い仕事に電車で向かったりしたんかな。

 

36位:ノックをするな! - けやき坂46 [走り出す瞬間 type-A]

ノックをするな!

ノックをするな!

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作曲・編曲:APAZZI
Aメロに入るときのッタカタカタカがすき。ジャジーなピアノが印象的ですが、このピアノの空白の使い方がめちゃエロい。間奏で入ってくるシンセの音も良い。最初のパートの加藤史帆さんのザラついた”さあ帰れ”の声がめちゃくちゃかっこよくて大好きです。文字に起こしてしまえばちょいダサく見えちゃう歌詞ですが、強い語調のなかに言葉遊びみたいなフレーズがあったりして聴いててしっくりくる。”絶望とは望んでない未来が近づくこと”という部分はすごく腑に落ちたというか目から鱗というか。2018年の歌詞で一番好きな言い回しかもしれない。「ひらがなけやき=ハッピーオーラ」で、こういうかっこいい曲は漢字欅の専売特許みたいな感じだと思ってたのですが、『走り出す瞬間』のtype-Aはかっこいい曲が多いですね。でも個人的にはハッピーオーラ路線がいいなあ。

 

35位:大人の世界 - B・ラヴィエール [いきなりパンチライン type-D]
作曲・編曲:つじたかひろ
Darkness』とかそうなんですけど、SKE48のこういう曲が大好きです。なんというか、夜っぽい曲ではあるんですけど、どちらかといえば夜明け前みたいな。かっこいいんですが、どこかあたたかみがあって、聴いててちょっと勇気が出てくるんですよね。大人選抜だから独特の落ち着きがあるのも良い。最近こういう曲がSKE48になかったので嬉しいです。ちなみに、ユニット名の「ラヴィエール」は、Lavie(人生)とLumiere(輝く)をあわせた「輝く人生」という意味のフランス語らしいです。Bはちょっとよくわかりません。

 

34位:おいで夏の境界線 - けやき坂46 [走り出す瞬間 type-B]

おいで夏の境界線

おいで夏の境界線

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作曲:中山聡、足立優 編曲:板垣祐介
けやき坂46 1期生の楽曲。サビの「おいで」がめちゃくちゃクセになる。好きなアイドルに「おいで」って言われたすぎませんか…。「この夏で友達と恋人の境界線を超えてしまいたい」という意味のタイトルでしょうか。歌詞中の『もう来年は卒業だから』というワードが「今がずっと続いてほしいけど、もう時間はたくさん残されているわけじゃない」という意味を忍ばせていて、オタク目線でもグッとくる歌詞だなあと。乃木坂46でいう『ガールズルール』的なめちゃくちゃコンサート向きの夏曲ですね。ていうか水着で二人で海に来るくらいなんだからもう付き合ってるようなもんでしょ。何を躊躇ってんだリア充この野郎。馬鹿野郎。

 

33位:ペダルと車輪と来た道と - STU48 [ジャーバージャ type-A, B, C, 劇場盤]
作曲:GRP 編曲:野中”まさ”雄一
ストレートなロック調の曲がSTU48の楽曲にほとんどなかったので、貴重なコンサート用楽曲でもあります。AメロBメロとサビとの音程差がオクターブくらいあるので、サビの爆発力とパワフルさをかなり感じますね。変なギミックを入れないシンプルなつくりなのが、新しいグループとしての若々しさを感じて良いと思います。逆にシングルとして出すとちょっとパンチが弱い部分はあるので、日本中のオタクが聴く本店カップリングに収録したのは大正解だと思います。”足を止めた分だけチャンスが遠ざかる”と歌っていますが、同じSTU48の『非全力』では”ずっと全力でなんか走れない””少しだけ休ませてくれ”と歌っているので「都合いいなおい!」などと思ったりしています。まあどちらも良い曲だし好きなんですけど。

 

32位:I'm out - 欅坂46 [アンビバレント type-A]

I'm out

I'm out

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作曲・編曲:湊貴大
全体的にメロディがエモい。自分が欅坂46に求めているのってこういう曲・詞なんですよね…ディストピア的な社会のなかで自分らしく生きるために傷つき傷つける、みたいな、そういう形での和を乱す世界観であってほしい。『語るなら未来を…』のように口調は厳しいけど血が通った人間の言葉というのも好き。ところで、間奏でカメラのシャッター音がサンプリングされているのにはどういう意味があるんだろう。監視社会的なニュアンスだったらもうどストライクです。作曲・編曲は湊貴大さん。秋元グループ楽曲は初提供の方ですが、『RIP=RELEASE』『magnet』などボカロ界隈では有名な方らしい。そっち方面には疎いのでコメントは差し控えさせていただきます。

 

31位:地球が丸いなら - 乃木坂46 [ジコチューで行こう! type-D]


作曲・編曲:山下孝之
齋藤飛鳥さん、大園桃子さん、与田祐希さんのユニット曲。三人とも声が違っていて、三人ともかわいい声なのが最高。海と潮の流れと人生観と、ちょっと哲学的な歌詞ですが、サウンド的には個人的に宇宙っぽく感じます。無重力の等速直線運動で、いつか誰かに出会えるのを待っているみたいな。能天気なカーズみたいな。違うけど。サビの転調が少し強引というか、第一音の接続がちょっと食い違ってるような気がしなくもないですが、直前のピアノの音がすごく美しくて、曲全体を通して浮遊感に没頭できる良曲です。歌詞の話をすると、”運命論者じゃあるまいし”というところとその歌い方めちゃくちゃ好きです。達観しているような、ちょっと生意気な感じがかわいらしい。その部分のコード進行とピアノの音もたまらないですね。作曲・編曲は山下孝之さんという方で、グループへの楽曲提供は初。江ノ電のテーマソングを作曲された方らしいですが、奇しくもMVのロケ地も江ノ電。謎の江ノ電推し。そのMVですが、ヤバい。マジでヤバい。かわいすぎる。カワイイのオラオララッシュです。一生見てられる。

 

30位:線香花火が消えるまで - けやき坂46 [走り出す瞬間 type-A]

線香花火が消えるまで

線香花火が消えるまで

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作曲・編曲:山本加津彦
金村美玖さん、富田鈴花さん、松田好花さんの三人によるスウィング風の超クールな楽曲。こんなにしっかりスウィングジャズしてる曲はかなり貴重ではないでしょうか。二拍子のベースがめちゃくちゃ気持ちいい。Aメロの音程がかなり低くて重みを感じるところや、メリハリの効いたサビの伴奏、落ちサビのハミングから転調して大サビという鳥肌モノの流れも、いろんな要素が組み合わさって情緒的な世界観を作り上げてるなと思います。曲の終わり方なんか特に、線香花火が落ちて消えて、二人きりだった空間が暗闇に包まれて。最後の花火が消えてしまったら、それが二人の夏の終わりで。みたいな。音楽性も高いし曲としても完成度が高いし、もうほんとにすごいよこの曲。作曲・編曲の山本加津彦さんは他に『誕生日TANGO』『ショパンの嘘つき』なども担当されています。曲がガチ。音楽方面にガチ。


29位:ゼンマイ仕掛けの夢 - ゆいちゃんず [ガラスを割れ! type-C]


作曲:山本加津彦 編曲:野中”まさ”雄一
渋谷川』『ボブディランは返さない』『チューニング』『1行だけのエアメール』に続くゆいちゃんず楽曲5曲目。今泉佑唯さんが卒業してしまったのでこれが最後のゆいちゃんず楽曲になります。ゆいちゃんずの楽曲はレトロなフォークソングが多くて、欅坂46のifストーリーみたいな感じがすごく好きでした。夢を叶えるために上京して離れ離れになってしまった二人についての歌詞ですが、「僕」は結局挫折して、どんどんダメになってしまう。もう自分のことは忘れて、「君」は故郷で幸せに暮らしてくれ、という古き良き昭和のドラマみたいなストーリー。LINEじゃなくてメールなのもポイントです。何度も歌われる”忘れてください 僕なんか”が本当に切ない。「挫折して夢を追うことをやめてしまった」という状態を”ゼンマイが切れた”という言葉だけで表現しているところはさすがだと思います。

 

28位:クサイモノだらけ - AKB48 [僕たちは、あの日の夜明けを知っている type-B]

クサイモノだらけ

クサイモノだらけ

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作曲:Dkeji 編曲:野中”まさ”雄一
ジャジーなベースとピアノでもうやられる。山本彩柏木由紀横山由依という高火力ユニット。クズ男との恋愛がテーマの歌詞ですが、このかっこよさはベテラン大人メンバーだからこそでしょう。「ダメな恋愛」モノってジャズアレンジになりがちな48あるある。『だけど本当はまだ愛してるんだよね…』みたいなグズグズしたワードは出てこず、終始ドライなのもかっこいいですよね。編曲は(いつもの)野中”まさ”雄一さんですが、作曲はDkejiさんという方。初提供の方ですが、調べても情報が全く出てこない。一体何者なんだ…。

 

27位:あんなに好きだったのに… - 乃木坂46 [ジコチューで行こう! 通常盤]

あんなに好きだったのに…

あんなに好きだったのに…

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作曲・編曲:木下めろん
タイトルを最初に見たときは、というか実際に聴いてみてもサビに入るまでは失恋とか別れる系の歌かなと思っていたのですが、実は「あんなに君を好きだったのに、知らなかった一面を知ってしまって、もっと好きになってしまった」という誰も不幸にならない歌詞でした。良かった良かった。真面目な優等生っぽくて守ってあげたくなるタイプだと思っていたのに、教室の窓から紙飛行機を飛ばしてみたり、クラスメイトを殴る暴力教師に教科書を投げつけたりと、めちゃくちゃロックな女子だったという話。「君」のキャラクター設定が映画チックというか、マイナーコード主体で綺麗なロック調の曲と相まって独特のドラマ感を感じるので好きです。サビ頭のコードがG→EmじゃなくてEm→Gなのがエモい。『もっと真面目だろうなんて…』のところの進行もエロい。ギターソロのピッキングハーモニクスも気持ちよくて好きです。

 

26位:ごめんね、好きになっちゃって… - AKB48 [僕たちは、あの日の夜明けを知っている 劇場盤]

作曲:杉山勝彦 編曲:杉山勝彦、三谷秀甫、谷地学
タイトルから暗い曲っぽい印象を受けますが、ファンキーなお祭りソングです。各グループの若手エースを集めたユニットだし、サビの歌い方なんかもそうですが、完全に『法定速度と優越感』を意識しているとしか思えない。あっちは横健介さん作曲・編曲なので全然関係ないはずなのですが。主張強めのコーラスといい、サビの導入の強さといい、しっかり分厚くつくられてる曲という印象です。やっぱりアイドル曲はたのしくあるべきだな。とくに若手選抜系の曲は良い曲が多くて素晴らしい、若いっていいね。

 

25位:ロマンティックなサヨナラ - NMB48 アンダーガールズ [僕だって泣いちゃうよ]

作曲・編曲:福田貴訓
教科書に載るレベルの王道シティポップ。山下達郎とか間宮貴子の曲のカバーですと言われたらちょっと信じちゃう。世界中で80年代シティポップのブームが来ているので逆に最先端とも言えますね。レトロな曲調もそうですが、今より文明が進んでなくて煩悩の種類が少なかった時代だからこそ、今よりも感情や恋愛に対して真摯だったのではないかな、という勝手なイメージがあるので、なおさらシティポップに惹かれているのかもしれません。こういうリバイバル的な楽曲を新曲として出せてしまうのがメジャーアイドルの強みだと思うので、これからも定期的に出してほしいです。よろしくお願いします。

 

24位:阪急電車 - NMB48 team N [欲望者 type-A]


作曲・編曲:中山英二
前述のゆいちゃんず楽曲のような哀愁漂うフォークソング。こういう楽曲はNMB48に、というか大阪という街にすごく似合うなあと。都会だけど下町的というか、ちょっと煤けているような感じというか。大阪の人ほんとすいません。淀川に沈めないで。シティポップのときも言いましたが、こういう「昔流行った懐かしい音楽」をさりげなくやれるのってメジャーアイドルだからこそだと思うんですよね。結果的にそれが日本の音楽的財産の保存につながればそれだけで音楽文化にアイドルが貢献していることになると思うんですよね、みたいなとこまではさすがに考えてはいません。曲だけじゃなく歌詞もすごく良い。夢を語る彼が好きだったから、”叶わないことを知っていたのに”止めたりできなかったんでしょうね。たぶん付き合っても告白すらもしてないんじゃないかなあ。一番最初の歌詞 ”このドア近くにいつも立って 窓の外見ながら夢を語ってたね”の伏線を、一番最後の歌詞 ”夢はどの駅で降りたのか 一人ドアのそば”で回収しているのはもはや美しい。MVの2番サビで山本彩さん・山本彩加さんの二人が踊ってるシーンがめちゃくちゃ好きです。

 

23位:反省ソーダ - 新潟GENKI [春はどこから来るのか? CD盤]

反省ソーダ

反省ソーダ

  • NGT48
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

作曲:伊藤俊吾 編曲:小幡康裕
この曲めちゃくちゃ好きなんですけど!!!! チャラン・ポ・ランタンみたいなフランス歌謡曲っぽい雰囲気で、かわいさとポップさの中に毒があるというか。ディスコティックなオクターブ奏法のベース、サビの「フー↗フー↗」が強烈に世界観を作り出してる。歌詞もに悪女とはいかないまでも、ビッc悪魔のような女が登場するのですが、本当に毒が強烈すぎて癖になるというか、こういう悪い女にいいようにされてしまう男の気持ちが分かりますねこれは。”誰と寝たって浮気したって過去がどうだって僕は呆れたりしない”って、なかなか大胆な歌詞。センターは二人、荻野由佳さんと、中井りかさん(やっぱり)。ぶっちゃけ僕は中井りかさん大嫌いなんですが、この歌を歌えるのはこの人しかいない。『抱いてやっちゃ桜木町』もそうですが、中井りかセンター曲はなぜかツボに入るという。大嫌いなのに。悔しい。

 

22位:ぼっちでスキップ - 名前呼ばれ隊 [無意識の色 type-C]


作曲・編曲:吉田ゐさお
冒頭からとてもよく知ってる声が聴こえてきて毎回笑っちゃう。無機質のようでどことなく人の体温を感じる不思議なテクノポップ。転調もなく、ずっと四つ打ちのバスドラが鳴っているのですが、サビで一気にスピードに乗る感じが気持ちいい。感情的だったりネガティブなワードが出てこず、曲が終始一定のリズムで続くというあたりが、無機質かつ暖かさを感じる要素なのかなあと。2番のAメロでアコーディオン?鍵盤ハーモニカ?が入ってくるところがめちゃくちゃ好きです。MVの馬のカットが謎すぎるしユニット名は最低ですが、メリハリの効かせ方がめちゃくちゃ上手で、いわゆる”エモい”曲を動的とするならば、こちらは静的なエモといえばいいのかな。本当に良い曲。センターおめでとう。

 

21位:Parting shot - SKE48 teamS [いきなりパンチライン type-A]


作曲:櫻井真一 編曲:野中”まさ”雄一
イントロのベースからのギターが超かっけえ。『クロス』を彷彿とさせるSKE48らしい、というかチームSらしいロック曲。いわゆるアイドルロックなので音楽性を語るのは難しいのですが、このオーソドックスさがなぜかめちゃくちゃツボに入りました。理屈じゃなく感情なんです。ちなみにタイトルのParting shotとは「捨て台詞」という意味らしいです。勉強になりました。MVもかっこいいので見て。

 

 

ということで40位-21位でした。この20曲だけでもめちゃくちゃ好きなんですが、まだあるんですよね。2018年やばい。2月は忙しくて次はすぐには更新できないので、「あの曲入ってなくない?来るかな?」みたいな感じで待っていただけるとこちらとしても待たせ甲斐があります(早く書け)

ひとりリクアワ2018~1日目~

どうもどうも。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
去年は秋からの閑散期でenjoyする予定でしたが、大本命だった瀬戸内2ndが豪雨災害でリリース延期、結局3月のせとうちめぐりと9月の福岡コンだけの不完全燃焼な1年となりました。今年は2月頭のハロコン、中旬の瀬戸内個別、4月の瀬戸内全握という予定が立っているので、繁忙期終わったらさらに2,3現場行けたらいいかなーというつもりでおります。

いまさらですが職場の同期や高校時代の友人の数人にオタバレした(意図的)んですけど、同期女子に案外理解があって助かりました。一人はジャニオタだったし、もう一人は普通に乃木坂メンバー知ってたし。やっぱ乃木坂すごいわ。高校時代の友人のほうは、バラしたら2月のハロコン福岡に誘われ、チケットもしっかり当ててもらいました。卍友情とゎ宝卍

 

というわけで、毎度おなじみ一人リクアワの季節です。まだ2回目ですけど。2018年にリリースされた4648の曲のなかで好きだった曲を紹介しますよーというやつです。曲がいい音がいい詞がいい、というところが主な評価ポイントで、歌唱メンバーがエモい、リリース背景がエモい、PVがいい、みたいな音楽的要素から外れたところは極力考えないようにしています。ライブで聴くといいみたいなやつはそこそこ加味してる感じです。
コード理論の勉強をしてちゃんと真面目に分析とかしようと思ったんですが、めちゃくちゃ難しくてさっさと断念しました。すみません。
今年は去年よりも良曲が多い印象で、特に上半期はどこのグループの曲もよかったので今年やべえな!?と思ってたら、下半期は「素晴らしいイントロからクソみたいな歌詞」みたいなパターンが結構あったりして、さすがの大先生も涸れたか、涸れたな、などと思ったりしていました。今年のリリース曲は160曲、単純計算にして2.3日に一曲。去年は180曲だったので少なくはなっていますが、それでもヤバい。このペースでちゃんと形になったものをコンスタントに出せる時点で全然涸れてない。御見逸れしました。でもクソみたいな歌詞のことを許したわけじゃないよ。

ちなみに、去年のトップ10はこんな感じでした。
1位 危なっかしい計画 - 欅坂46
2位 法定速度と優越感 - AKB48 U-17選抜
3位 サササ サイコー - NMB48
4位 予想外のストーリー - AKB48 ボーカル選抜
5位 風に吹かれても - 欅坂46
6位 野蛮な求愛 - AKB48 ダンス選抜
7位 風船は生きている - 乃木坂46
8位 意外BREAK - 乃木坂46
9位 君が扇いでくれた - 乃木坂46
10位  奇跡の流星群 - SKE48 Passion for you選抜

改めて見ると「これよりこっちのほうが上だわ」とか思ったりするんですけど、まあそれはそれで。

今年は本当に好きな曲が多くて、全曲「ここが好き!ここがクソ!」みたいな話をしたいんですけど、そんな話だれも聞いてくれないのでブログで勝手にやっちゃおうの会。さすがに全曲書くと時間がかかりすぎるので、20曲×3回くらいのペースで。暇潰し程度にどうぞ。MVがあるやつはMVを、なくてもiTunesの試聴リンクを貼っております。気になったらCD名のリンクからお求めください。では。

 

 

60位:おはようから始まる世界 - AKB48 U-19選抜2018 [NO WAY MAN type-C]


作曲・編曲:三谷秀甫
イントロはいかにも48らしい「開幕mix打ってくれ」と言わんばかりのメロディですが、実際はイントロが短すぎて普通のmixは打てないという罠。オタクの濁声を聴かなくて済む素晴らしい編曲。その後の進行も王道48曲という感じなのですが、サビの直前で転調し、サビど頭のワンフレーズが332のテンポで前のめってくる、乃木坂46のシングルですか!?という展開になるのがおもしろいと思います。サヨナラの意味とか、帰り道は~とか。乃木坂曲っぽいと話題になったセンチメンタルトレインとかもそうですね。キャッチーでとても良いと思います。あとなんかしらんけど選抜メンバーの鼻筋偏差値が高い。

 

59位:トキトキメキメキ - 乃木坂46 [シンクロニシティ type-D]


作曲・編曲:中山聡、足立優
軽快な4つ打ちとキラキラした音が爽やかなポップス。乃木坂3期生がフレッシュすぎて眩しい...トキメキを二回繰り返しただけのトキトキメキメキという謎ワードをキーワードにしてしまう大胆さ。老獪なる大先生のことだから「これでいける」という計算があったのでしょう。
「ブレザー脱いだ生徒が多くなって来た校庭で
 真っ白なシャツが眩しい オセロは白の勝ち」
のところが個人的に好きな歌詞です。休み時間に少年少女が無邪気に話しているような、子供らしい比喩もできるあたりはさすがだなあと思います。ちなみに僕は梅澤美波さんのスリットにときめいています。

 

58位:最強ツインテール - AKB48 U-16選抜 [NO WAY MAN type-D]


作曲・編曲:板垣祐介
話題沸騰中の規格外スーパーロリ矢作萌夏ちゃんをはじめ、今をときめく16歳以下のメンバーを集めたロリコン垂涎のユニット。どことなくHKT48の曲っぽい。
「僕の好きな最強ツインテール 似合いすぎてキュン死する
 なんで二つに結んだの 男たちは首ったけ」
曲もサビの歌詞もわかりやすくていいじゃんいいじゃんという感じなのですが、
「体育館の西側の階段は下級生とすれ違う唯一の場」(歌い出し)
「できることならばいつまでも君は
 ツインテールが似合う少女のままで変わらないで欲しい」(Cメロ)

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しかも選抜メンバー16人のうち2つ結びなのは6人くらい。センターすらツインテールじゃない。なんなんだ。

 

57位:Soft Serve - NGT48 新潟SHOWROOM選抜 [世界の人へ]

Soft Serve

Soft Serve

  • NGT48
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

作曲・編曲:佐々木裕
ソフトクリームって和製英語なんですね。正しくはsoft-serve ice creamと言うそうです。ソフトテニスとかの話ではないようです。「そういえば最近ソフトクリームを食べなくなったのは、自分が子供じゃなくなったからなのか」という歌詞なのですが、疾走感のあるイントロから一気に転調、停滞、からの「近頃忙しい」のリピート、この一連の流れが、無邪気さを失っていく様子をうまく表現しているのではないかなと。サビで転調し直して疾走感を取り戻す感じも大好きなのですが、このサビに出てくる”糖質制限”というワードの存在が許せない。マジで許せないのです。この詞の設定はよくある「大人になってしまった」ではなく、少年/少女時代と青春時代の狭間、「こうやって大人になっていくのだろう」という風景画のようなジュブナイル的世界観のもと構成されているので、”糖質制限”という世俗的で実用的な概念の入る余地がない。最近のJKは糖質制限だってしてるでしょという話ではないのです。絵本の童話の登場人物が防犯ブザーを携帯してたら興醒めするでしょという話です。プンプン。

 

56位:ハロウィンのカボチャが割れた - けやき坂46 [走り出す瞬間 type-A]

作曲:サトウシンゴ  編曲:佐々木裕
ひらがなけやき1期生5人からなるユニット、りまちゃんちっくの楽曲です。前回の曲『沈黙した恋人よ』とはテイストの異なるディスコティックなテクノポップといったかわいい曲で、ピコピコ鳴ったりキュルキュル鳴ったりとハロウィンパーティ感もしっかりあってよい。歌詞だけ読むとなかなか理不尽というか不条理というか、スッキリしないストーリーだけど曲がかわいいからセーフ。誰跳べを彷彿とさせるダイナミックな間奏のエレピもめちゃくちゃ好みです。推しメン(潮紗理菜ちゃんのことです)の声もハイパーかわいい。りまちゃんちっくの5人は声のバランスが良くてとても好きです。 

 

55位:仮想恋愛 - HKT48 [早送りカレンダー 劇場盤]

仮想恋愛

仮想恋愛

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作曲:三谷秀甫  編曲:BASSICK
HKT48ドラフト2期生の3人からなるユニット。こういうキャワキャワど真ん中系テクノポップのアイドル曲、最近あんまりないような気がします。初期も初期のPerfumeとかのイメージですね。歌詞の世界観ともぴったりで素晴らしい。
”生々しい愛なんていつのまにか賞味期限切れ”なんてこまっしゃくれたことを歌っちゃう小生意気なところもかわいらしくて良い。48ファンじゃなくても刺さりそうな曲に仕上がってますね。しいて言うならイントロがちょっともたついてる感がなくもないのでエンリピにはあんまり向かないかな...?という感じです。

 

54位:あとで - NGT48 不思議キャラ選抜 [春はどこから来るのか? type-B]


作曲:バグベア  編曲:立山秋航
冒頭の”あとで とで...とで...”を聴いて「あ、ゆるふわ系の曲なんだな」と思った直後に昭和歌謡風にガラッと変わり、かと思いきや静かになり、サビは行進曲的になったりと、サーカスでも見てるかのような展開がおもしろい曲ですね。「期末テストの勉強で大変なのに、彼女がかまってかまってしてくる」というマジたまんねえシチュエーションの詞なのですが、「僕」がごめんね後にしてねと言うと悲しそうにしたり、じゃあこれが終わったら何したいか考えて待っててねと言うと楽しそうになったりと、「君」のテンションに対応して曲調が変化していくところが見事だなあと。詞で秀逸だなあと思うところは、そのコロコロ変わる「君」の描写が、一人称視点である「僕」から見た主観的な話し言葉で表現されているところです。具体的に言うと、”ごめんね今は遊んであげられない”とか”ごめんねちょっと勉強しにくいかな”と「僕」が言うと彼女は当然悲しそうにするわけですが、”悲しげな顔しないで”とか”邪魔なんて言ってないよ”のように、ナレーター視点だったり直接的な風景描写でなく「悲しそうな彼女にかける彼氏の言葉」という表現方法で、彼女側のセリフや表情を聴き手に想像させるという構造になっているので、曲に感情移入がしやすくなっているのかなあと。説明が難しいですね。要するにリアルにイチャイチャしてるような気持になれる曲ですという話です。MVは曲の内容とは全く関係ないですが、これはこれでかわいいのでオッケーです。

 

53位:こんな整列を誰がさせるのか? - けやき坂46 [走り出す瞬間 通常盤]

こんな整列を誰がさせるのか?

こんな整列を誰がさせるのか?

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作曲:春行  編曲:APAZZI
ひらがなけやき1期生の曲。個人的には宇多田ヒカルtraveling』が思い浮かぶのですが、スタッカートの効いた行進曲チックなサビが癖になります。歌詞も団体行動を強制する教師への反感というような漢字欅が歌っていそうな詞で、曲調にぴったり合ってますね。無意味だ、嫌だと言いながらリズム通りに歌ってる様子は本当に「真人間工場」にいるかのようで、リアルで親近感のあるディストピア的な雰囲気がたまらん。ディストピア的な世界が題材になっている漢字欅の曲は他にもあるのですが、最近のシングルのような「周囲の人間との和」を乱すことがテーマになった曲よりも、「人工的に調整された機械的な和」を乱す、という近未来的な世界観のストーリーを漢字欅で観てみたいなあと思います。ひらがなの話なのにほとんど漢字の話ばかりしてしまった。

 

52位:シンクロニシティ - 乃木坂46 [シンクロニシティ]


作曲・編曲:シライシ紗トリ
イントロというかピアノリフというか、シンプルだけどオシャレでとても好き。シンコペーションがメインで、1周目は2音目、2周目はルート音が少しずつ動いてメロディを作るという、簡潔だけど大胆。からの一気にスピードに乗る感じ、たまらん。脳汁出ちゃう。歌詞は超科学的でちょっとよくわかんないですけど、悲しいときに寄り添おうとしてくれているんだなというのは伝わるので細かいことはいいんです。シングル曲なので大体でいいんです。そしてMVがめちゃくちゃ美しい。落ちサビの白石麻衣さんの微笑み→ラスサビの瞬間は分かっていても鳥肌が立ちます。それにしても”キープゴーイング(ウォウ...)”という絶望的な字面はどうにかならんかったんか。

 

51位:忘れて欲しい - 山本彩 [僕だって泣いちゃうよ type-D]

作曲:丸谷マナブ  編曲:野中”まさ”雄一
MVあるのに公式チャンネルに上がってないパターンなんてあるのか。
卒業曲は卒業するメンバーの経歴とか個性とかのバックグラウンドを知ったうえでのエモ曲という性質があるので、個人的にはあんまり好きになるタイプの曲ではないのですが、なんといってもさや姉の歌唱力。ブルージーな曲を歌わせたら48で右に出るものはいないでしょう。新しい世界に旅立つ期待感を歌ったり、仲間に感謝を伝えたり(あえて伝えなかったり)、後輩に夢を託したり、いろんな卒業曲のスタイルがありますが、この曲は「悲しみ」というより「哀愁」という言葉がしっくりくる。一人称が「僕」なのもあるでしょうが、漢の背中はこうやって送り出すもんだぜ、みたいな。難病の彼女に先立たれて病院で号泣する恋人の歌じゃなく、好きな人の幸せのために身を引く男の歌。みたいな。伝わるかな。伝わんねえなこれ。

 

50位:誰かの耳 - SKE48 team KII [いきなりパンチライン type-C]


作曲・編曲:BASEMINT
リフが神。マジで神。イントロ部門だとトップ3に入るかってぐらい好き。歌詞もけっこう良くて、”王様の耳はロバの耳だ”っていう捨て台詞はかなりかっこいい。のですが。Bメロからサビにかけての超絶早口詰込み歌詞がめちゃくちゃもったいない。Bメロの”火のない噂が煙を立ててる”のところのような、全く同じメロディをほぼ同じ旋律で矢継ぎ早に繰り返すやつ、申し訳ないのですが何が良いのかさっぱりわかりません。ぱっと思いつくやつで言うと同じくSKE48の『愛の喪明け』サビ直前のところとか。シンプルにうるさいんですよね。サビも似たような理由なんですが、詰め込みすぎで気持ちよくリズムに乗れない。サビ裏のリフがかき消えて台無しになっているという何とも残念な感じに。本当にもったいない。ちなみに衣装の片手手袋の感じはめちゃくちゃ好みです。真っ白な衣装に真っ赤なワンポイントがとても綺麗。しかしサビ最初のうにょ~んとした動きは実際の振付なのだろうか。早口なメロディと合ってないような...。そのあとの振付は普通にかっこいいのに。全体的にもったいないポイントが多い曲という感想です。いやでもリフと衣装は本当にめっちゃ好きなんです。

 

49位:新しいチャイム - AKB48 teamB [Teacher Teacher type-C]

作曲:山田智和  編曲:若田部誠
多幸感がすごい。聴いてたらそこらへんにシャボン玉が見える。
「好きな人ができたんだ たったそれだけのことなのに
 この胸はなぜこんなにワクワクするのだろう」
「今日もまた会いたいよ 誰でも持ってる感情は
 生きる意味と感謝をきゅんと教えてくれる」
ここの歌詞がすごく好きなんですけど、まあ当たり前のこと言ってるだけのようなんですけど、特に学生時代とか、恋してると朝の登校時間、昼休み、放課後の部活、下校、いろんなタイミングで「会えるかもしれない」「話せるかもしれない」と思って、一日一日の時間を意識するようになると思うんですよね。現実にはチャイムの音はずっと変わらないのに、恋をするだけでただの時報が急にドキドキする音に聴こえてくる、みたいな。これを還暦のオッサンが書いてるのマジですごい。曲としてはサビ真ん中らへんの”廊下 校庭 階段 屋上 体育館”のところが好きで、学校の風景をぽんぽんぽんと出すことで聴き手の青春時代の記憶を引き出してくる感じがします。同じメロディで矢継ぎ早に、という点ではさっきの『誰かの耳』と同じなのですが、こちらはそこが効いているなあと思います。MVも綺麗で多幸感たっぷり。死ぬなら最期はあそこで死にたい。

 

48位:キレイになりたい - けやき坂46 [走り出す瞬間 type-B]

キレイになりたい

キレイになりたい

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作曲・編曲:石井健太郎
ひらがなけやき小坂菜緒丹生明里、渡邊美穂の3人によるユニット。ユニット名はありません(たぶん)。哀愁漂う昭和風メロディがツボです。間奏のギターもセクシーで良い。ここがめちゃくちゃ好き!!っていうポイントがあるわけではないんですが、余計な転調もなく、全体的に綺麗にまとまっていて完成度が高いのですごく好きな曲です。でもパヒュームじゃなくてパフュームだろと言いたい。

 

47位:ひらがなで恋したい - けやき坂46 [走り出す瞬間 通常盤]

ひらがなで恋したい

ひらがなで恋したい

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作曲・編曲:ふるっぺ
せっかくひらがなけやきなんだから、ひらがなをキーワードに曲作ろうぜ!的な感じでしょうか。タイトル見たときはどんな曲なのかと思いましたが、そのあたりはさすがの秋元先生という感じです。イントロのカッティングの効いたリフも良いし、サビ頭のウィンドチャイムも多幸感あって好きです。キャッチーなサビも相まって、ひらがなけやきの代名詞「ハッピーオーラ」に一番近い曲なのかなあと思います。一番最後の謎フレーズ「がながなひらがながな~♪」が好きすぎる。ぜひライブで見てみたい曲です。

 

46位:Position - AKB48 若手選抜 [ジャーバージャ type-D,E]


作曲・編曲:青木康平
悲しげな雰囲気のEDM。ブレイクからのサビの”神よ”がシビれます。後半の叫んでるようなメロディもかっこいい。「Hey」の使い方も個人的にかなり好みです。かっこいいダンス曲は飽和状態なので影が薄くなりがちですが、ゴリゴリな感じではなく悲しそう・つらそうな雰囲気なので、気分が落ちてても疲れてても聴けて、少しだけ自分のテンポを上げられるので結構聴いてました。それにしても希望しかない顔ぶれですね...。

 

45位:Whatcha Gonna Do - NGT48 セクシー6選抜 [春はどこから来るのか? type-C]


作曲:you-me、APAZZI  編曲:APAZZI、you-me
NGT48の年長メンバー6人のユニット。こちらも悲しい雰囲気のピアノ系トランス。サビに入った途端シンセの音がスッと消えるところが、感情を殺してるように聴こえてぞくっとします。2番Bメロやアウトロで心臓の鼓動のような音がサンプリングされていたりと、無機質に聴こえて静かな生命力を感じる演出がとても良いです。安定のAPAZZIさん。MVもめちゃくちゃ良い。宮島亜弥さんの卒業、惜しすぎるな。

 

44位:涙の表面張力 - AKB48 [僕たちは、あの日の夜明けを知っている type-A]

涙の表面張力

涙の表面張力

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作曲:山田智和、編曲:芥田貴弘
岡田奈々向井地美音小嶋真子高橋朱里の4人のユニット。のっけから歌唱力がヤバい。 とにかくかっこよすぎてヤバい。Cytusファンにぶっ刺さる音作りなのもたまらん。コール入れやすそうだし相当盛り上がりそう。これ特に解説する必要ないくらいかっこよくない?
ちなみに、「涙があふれそう」と「表面張力」を結び付けた詞としてはつばきファクトリーの『表面張力 ~Surface Tension~』が連想されますが、イントロのベースが最高なのでよかったら聴いてね。

 

43位:アンビバレント - 欅坂46 [アンビバレント]


作曲・編曲:浦島健太、TETTA
ローファイからだんだんクリアになってくるイントロがもうシビれる。流れるようなラップのバース、ブレイク的なブリッジを挟んで転調、からのサビの質量がすごい。まだライブで聴いたことはないですけど、間奏手前のコール&レスポンス的なところ、絶対楽しいからひらがなのおたくだけどライブ行きたい。作曲・編曲の浦島健太さん、TETTAさんは46/48に楽曲提供するのは初だそうですね。次回作もめちゃめちゃ期待してます。歌詞は、テーマとしては従来の「欅坂の主人公」と同じなのですが、周りに追従して自分の意見を曲げるくらいなら和を乱してやるという、痛々しくて青臭かった「欅坂の主人公」が、「誰にも依存せず生きていきたいが、一人きりで生きていくことなんてできない」「正しく生きていたらマトモに生きていけない」という二律背反にぶち当たって葛藤していて、「あ、成長している」と思いました(誰目線)。今やっと高校生くらいかな。俺のストライクゾーンまであと4年くらい。すくすく育てよ、欅坂。

 

 42位:ひまわりのない世界 - Fortune cherry [ひまわりのない世界]

作曲:星圭介  編曲:シライシ紗トリ
2018年じゃんけん大会で優勝した多田京加さん、松田祐実さんのユニット。ギターが初期のスピッツを思わせる音ですごく好きです。同じ歌詞を追いかける構造になっていて、低音のリードと高音のフォローが独特の雰囲気を作ってます。そしてリードのほうがとにかく低い。初めて聴いたとき普通にビビった。高音は訓練すればある程度出せるようになるけど、低音はほぼほぼ才能と聞いたことがあります。
「ひまわりのない世界へ行こう
 どんな綺麗な風景だって君が見えなきゃ意味がないんだ」
希望の象徴のような向日葵をこんな風に扱ってしまうあたりはさすがにセンス良いなあと思います。「深層心理」の歌い方もすごく好き。MVも曲に合ったノスタルジックな感じでとてもエモい。松田祐実さん活動辞退が残念過ぎる...君が見えなきゃ意味がないんだよ...。

 

 

41位:空扉 - 乃木坂46 [ジコチューで行こう!]


作曲:FURUTA、Dr.Lilcom  編曲:Dr.Lilcom
のっけから期待感しかないストリングス。展開としては全体的に乃木坂っぽく仕上がってますね。この”乃木坂っぽさ”を解明したいのですが、理論の勉強をぶん投げたのでできません。サビの直前で転調するのも最早定番となってますし、そのためにイントロ→Aメロでがくっと落ち込む感じになるのがもったいなくはあるのですが、それを補って余りあるサビの浮遊感。高音の伸びが天才的。「あれ、俺もしかして...飛んでる?」と錯覚するほど気持ち良い。これがシングルでも何の疑いもないくらい良い曲。衣装もめちゃくちゃかわいいし、そのめちゃくちゃかわいい衣装を着てる梅澤美波さんは神羅万象随一のかわいさ。最高。

 

 

というわけで60位-41位までの20曲でした。仕事終えてから書いて寝て...とやっていたら普通に1週間近くかかりましたね。20曲×3などと強気に出てしまったことを後悔しつつありますが、乗りかかった船、始めたからには1年かけてでも終わらせましょう。本当に乗りたい船は1年以上かけても完成すらしておりませんが。

直射日光

ブログを更新するたびに冒頭が「お久しぶりです」になっている気がする。シンプルに仕事が忙しくて書く時間がなかったとか、書くことがなかったりとか、書くことがあってもペンが乗らないからやっぱやーめたとか、やんごとない事情がたくさんあったのですが、これは推しメンへのお手紙と一緒で、きっかけがあっても時間がなければ書けないし、時間ができた頃にはきっかけはきっかけでなくなっていて、何が言いたいかというとつまりめちゃくちゃ筆不精なんですね。キーボードをぱちぱちやるこのご時世に筆不精という表現が正しいかという話になりますが、電話としてよりそれ以外の用途で使っていることのほうが多い携帯電話を電話といまだに呼んでいるようなものでしょう。違うか。

そんな僕が今回なぜ更新する気になったかというと、それはどうしても書きたいことができたわけで、けして時間があるわけではないのになぜどうしても書きたいかというと、ひとつは推しメンに手紙を書くモチベーションを保つために記憶を記録にしておこうという目論見があって、もうひとつは単に自慢したいからです。こっちがメインです。

9/22(土)、『西日本豪雨災害支援活動 「がんばろう!瀬戸内」STU48 チャリティコンサートツアー』が福岡国際会議場で開催され、昼公演と夜公演の両方に入ってきたわけなのですが、福岡国際会議場でオタ活をするのは2014年『不器用太陽』チームKIIの個別握手会以来、実に4年ぶり2度目ということでした。卒業を控えていたゆっことモコさんが参加する最後の握手会で、古柳が暇すぎて受付時間中なのに紙飛行機を飛ばしていた神回。個人的な話でいうと人生で初めて参加した握手会であり、今も仲良くしてもらってる何人かのフォロワーさんたちと初めて会った日であり、内山命さんを推すと決めた日でもありました。いま調べてみたら奇しくも2014年9月21日だったようで、ほぼ丸4年ということになります。カルマを感じますね。

昔話をするつもりはないので話を戻します。昼公演はP列、座席表では3階部分にあたるエリアの最前列だったのですが、サンパレスのような会場を想像していたらとんでもない、キャパ1000人の小さいホールだったので、普通に表情まで肉眼で見える距離でした。とはいえ全体としてみると凡席もいいとこなのでちょっとがっかりしていたら、夜公演がB列、つまり2列目を引くファインプレー! まあキャパを考えると8分の1くらいの確率で3列目以内には入れたのですが。というかそのキャパでよく昼夜両方当選したな。倍率どないなっとんねん。

セトリとか覚えるの超苦手なので頭から一個一個丁寧に振り返るのとかできないんですけど、推しメンであるところの今村美月さんがセンターになった『12秒』とか、推しメンが初めてもらったユニット曲『誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで』の推しメンのかわいすぎるおしりフリフリとか、とにかくずっと推しメンを観てました。推しメンを見すぎて、というか完全に見とれていたのでコールもそこそこにニヤニヤニコニコしながらずっと推しメンを目で追うだけの菩薩地蔵と化しておりました。全体が見えるちょうどいい距離の席だったので、『ペダルと車輪と来た道と』で推しメン越しの2推しメンという素晴らしい景色が見えたし、十分楽しんだのに夜公演どうなっちゃうの!?って感じでした。

それで昼公演のお見送りのときにちょっと事件が起きちゃったんですけど、っていうかその前にお見送りってどうするのが正解なんですかねアレ。推しメンとか好きなメンバーには話しかけたりはしますけども、それ以外のまあ別に嫌いってわけでもないし割と好きだけどぐらいのメンバーだと、歩くスピードを遅らせてまで話すこともないし、かといって素通りするわけにもいかないので、推しメンに声かけた後は大体ずっと手を振ってるんですけど、天皇か!つって。アイドルのほうが尊いのにお前は天皇か!つって。「ありがと~」って言いながら引きつった笑みを浮かべて手を振りながら通り過ぎていくのめっちゃダサいとおもうので、模範解答が知りたいです。誰か教えてくださいマジで。

で、お見送りのときなんですけど、『心のプラカード』の撮影タイムで近くにきたときサイリウムアピールしたらレスもらえたので、ワンチャン覚えてるかもしれんと思って話しかけたら「あー!鼻筋さん!」って言われました。頭の中が!と?とwで埋め尽くされてしまって、どんなふうに会話を終わらせたか全然記憶にない。というのも、推しメンに実際に会ったのは3月25日のせとうちめぐり(いわゆる全握)だけ、ほぼちょうど半年前に一日何回かループしただけで、それ以降は仕事やらなんやらでshowroomもまとに見れずという状況だったので、顔に見おぼえくらいはあっても名前までちゃんと覚えてもらえてると思ってなくて、全くの不意打ちに面食らってしまったのであります。もともとshowroomで名前は覚えられてたとはいえ、他にも大勢いるなかで半年前に一日だけ会った人の名前と顔なんて一致させられます? 俺なんて毎日会ってるパートのおばちゃんどもの顔と名前まったく一致しないんですけど。推しメンすごい。推しメンえらい。推しメンかしこい。アイドルの天才だ、きみは。

そんでもって、完全にウッキウキの状態で買ったチェキつきリストバンドで、まさかの推しメンのチェキを一本釣りするというミラクル。まあリストバンドの色が県ごとに分かれていたので実際は案外当たりやすかったりしたのかなとも思いますが、浮かれたおしてる鼻筋さん、ご覧の通り超恥ずかしいツイートしたりしていますね。

推しメンの浴衣姿がかわいいんだなまた。
本当はどうでもいい私物の写真を載せるという体で自分のふとももをアピールしているメンヘラツイッタラーみたいな撮り方をしてしまっている点からも浮かれっぷりが伺えますね。公演と公演の合間に少しだけ配信してたshowroomで「覚えてもらえてたの謎なんだけど」って聞いたら「だって天才だから」って言われて推しメンかわいいかよ~~~ってなってました。ちょろすぎ。

何が嬉しかったって、住んでる場所が場所なのでアイドル現場なんて半年に一、二回いければいいほうで、仲良くなりたいとか認知もらおうとか最初から考えてなくて、まああわよくば「この人見おぼえあるな~」くらいに思ってもらえたらいいかなとは思ってはいたけれども、基本的にベクトルは自分から推しにしか向かないものだと思っていたので、だからこそ余計に嬉しかったです。棚から霹靂。晴天のぼたもち。認知求めて通っちゃう人の気持ちがわかる。推しの認知は麻薬。

めちゃくちゃ浮ついた気持ちで夜公演に向かったのですが、夜も夜でほぼ菩薩地蔵と化しておりまして、至近距離で踊る推しメンをひたすら目で追うだけのヤバいやつでした。推しメンのコールはちゃんとしましたけどね! 

それで気づいたんですけど、推しメンだけ見てたら推しメンも案外見てくれているもので、さっきの今だからというのもあってか、2曲に1回くらい、目が合うたびに微笑んでくれてもう多幸感なんてもんじゃなかった。木漏れ日レス提唱者ですがあれは完全に直射日光。直視したら目が潰れる。ステージ上での立ち位置が自分と反対側になることが多くて胸鎖乳突筋が悲鳴を上げていたけどそれどころじゃない。「自分は目の前の推ししか見ていないし、目の前の推しは自分の存在に気付いてくれている」という構図、日常的に在宅を拠点としているオタクにとってこんなに嬉しいことはないです。さすがは向井地美音さんのオタクだ、推しメン。

極めつけは撮影タイムの『心のプラカード』、メンバーが通路を練り歩くほぼ恒例の時間のようですね。電池切れで死にそうなスマホを掲げ、餌をほしがる池の鯉のように推しメン来てくれ~来てくれ~とやっていたのですが、運悪くものの見事に近くを通らず。近くにすら来ず。まあさんざん良い思いをしているのにこれ以上なんてあろうもんなら、辻褄合わせで帰り道に車に轢かれちまうぞと諦めてスマホを片付けていたら、反対側の階段からステージに帰ってきた推しメンと目が合って、こっちを見て(ごめんね)と言った。たぶん言った。絶対言った。言葉を聞いたわけじゃないのに絶対にそう言ったんだという謎の確信。オタク人生の一生分くらい救われたのでもはや勘違いでもいいです。オタクでよかった、一般ピーポーだったらごめんねでこんなに喜ぶことなんてなかったんじゃないか。ありがとう推しメン。愛してるぞ推しメン。

そんなわけで過去最高に浮かれちまった鼻筋さん、お見送りで手紙を出すことを宣言してしまったもんだからさあ大変。閑散期とは名ばかりの残業三昧の合間を縫ってラブのレターを書かなくては。GWくらいに買ったはずの推しメンへのプレゼントが繁忙期の間中ずっと家でお留守番をしていたので、そいつと合わせて贈らねばならぬ。きっかけをきっかけとして維持しておくための備忘録。それがこのブログです。

前の全握で「推し甲斐ありすぎて楽しい」と伝えたような覚えがあるのですが、こちらの予想をはるかに上回ってきてくれた。ほとんどギブできてないのにこんなにリターンもらっちゃっていいのか。コスパ良すぎるぞ推しメン。ニトリかよ。

そんなわけで今めちゃくちゃ推しメンに会いたい。ガチ恋とは似て非なる感じ、アイドルとしての推しメンに一人のオタクとして会いに行きたい、今まさにパラダイムシフトの真っ最中。オタ活が繁忙期に入りそうなので社会活動休止してもいいですか。
よしじゃあ会いにいくか、と思ってはみたものの劇場がないので公演がない。シングル発売も延期されたので握手もない。次がいつ来るか待ってるうちに次の繁忙期がやってくる。
クソが!!!!!!!!

劇場ができるより推しメンを口寄せで召喚できるようになるほうが早いかもしれない。山なら周りに飽きるほどあるので修行でも始めます。
来週あたり誰か僕に「推しメンにちゃんと手紙書いた?」ってリマインドしてください。
では。

ひとりリクアワ2017 3日目

さてさてトップ10の発表と相成りました。忙しい忙しい言いながらなんだかんだしっかり外食したり酒飲んだりブログ書いたりする時間が確保できてる気がする。やればできる子YDK。しかし根がクズなので余裕が出だすとサボりだす。やる気が出ない子YDK。

始めた以上終わらせなければならない。この戦いを止められるのは世界で俺一人しかいない。だって俺のブログだから。ということで10位です。

 

 

 

第10位:奇跡の流星群 - SKE48 (Passion For You選抜) [意外にマンゴー]

奇跡の流星群

奇跡の流星群

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 シンプルに良い曲。SKE48の片想い系の曲では一番好きかもしれない。これ、何十年も前に学生卒業してる人が書いてるんだぜ。嘘みたいだろ。歌詞ももちろんだけどサビのメロディも良い。控えめでこれ以上の進展を望まない主人公なのに悲壮感を全く感じないし、でも学生のときの恋愛独特の"あの"感じがぐっとこもってるというか。もはや何がそんなに良いのか自分でもわからなくなってきた。本当に良い曲。ていうかトップ10は本当に好きな曲だらけすぎてこの先数年は聴き続けるだろうな。

 

 

第9位:君が扇いでくれた - 乃木坂46 [生まれてから初めて見た夢 初回盤]

君が扇いでくれた

君が扇いでくれた

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前に書いた夏曲のブログでも紹介しました、3rdアルバム収録のアンダー曲です。『奇跡の流星群』と同じような学生時代の恋愛の話なんですが、大人になってから思い出すというのが聴き手としては境遇を近く感じます。逆に現役学生にはあんまりピンとこない曲なのかもしれません。そして最近になって気づいたのですが、歌詞の世界観だけでなく、音作りやコード進行がAqua Timezにとても似ている。中学生のときがちょうどAqua Timezが一気に売れた時期で、当時のわたくしも聴きまくっていたし多分に影響を受けたので、そういうリアルな記憶も含めてものすごく刺さる。もしかして好きなの自分だけで、他の人的にはランキング圏外とかだったりするんじゃないのかこれ...。

 

 

第8位:意外BREAK - 乃木坂46 [インフルエンサー type-A]

衛藤美彩白石麻衣高山一実松村沙友里のお姉さんメンバー4人によるユニット曲。歌唱メンバーにぴったりの大人っぽい歌詞、大人っぽいメロディ。一人アニメ声が混じってますけど、声も曲の雰囲気に合ってる良い声なんですよねえ。衛藤さんの声が個人的に超好きなので大好物です。演奏はたぶんほぼ全部シンセと打ち込みだと思うんですが、ドラムが軽快で気持ち良いのもかなりポイントが高いです。かっこいいお姉さんたちがゴーカードでぶんぶんやってるMVも超かわいいので見てね。

 

 

第7位:風船は生きている - 乃木坂46 [インフルエンサー type-C]

こちらもインフルエンサーカップリングから。アンダー曲。前シングルカップリングのアンダー曲「ブランコ」に続いてまたもラップパートが盛り込まれるという、なかなかびっくりさせられはしましたが、暗かったブランコとは異なる軽快な4つ打ちで、歌詞も共感性の高い良曲です。BPM120くらいのちょうどよいテンポに、4つ打ちのバスドラムと裏拍のハイハットが「ダッツツダッツツ」と鳴り続ける中毒性の高いサビはそれだけで良曲認定してもいいくらい。個人的に大好きなポイントがあって、最後の最後のサビは、落ちサビから入ってしばらく例の「ダッツツダッツツ」が鳴らず、不思議なタイミングでまた「ダッツツダッツツ」鳴り始めるというところがあるんですが、鳴り始めたときの「これこれ!これだよ!」感というか、焦らされたあとの快感というか、とにかくすごく気持ち良くて大好きです。音フェチなのかなこれ。

 

 

第6位:野蛮な求愛 - AKB48 (ダンス選抜) [11月のアンクレット type-D]

ダンス曲王道のベース強めなEDMで、特にイントロはベース好きにはたまらないはず。Aメロのそこかしこでほんの一瞬世界が止まるような感覚。サビで一気にスピードに乗るメリハリの良さ。そしてなんといってもループするような歌い方。トランス度が高すぎる。無限に聴ける。さや姉、珠理奈、真木子のハスキーボイスがまたかっこよくてたまらん。「Can't understand」のところが「香港ですかぁ!?」に聴こえるのでそこで毎回笑ってしまうんですが。こういうEDM+ダンスといえばSKEの十八番というイメージがあったんですが、最近は路線変更して王道売りに専念している感がありますね。DarknessやJYURI-JYURI BABYのような路線も好きだったんですが、ダンスチューンは某46の専売特許という流れがあるので、少しさびしい気もします。

 

 

第5位:風に吹かれても - 欅坂46 [風に吹かれても]

スーツがかっこいいとかは一旦置いといてですね。表題曲嫌いで知られる鼻筋さんですが、これはかなり良い。ジャズポップとハウスの割合がちょうど良いので、表題曲としてもライブ曲としても、純粋な一楽曲としても楽しめる。合いの手やクラップも良い味を出してるし、サビのベースの「こういうの好きでしょ?」感もたまらん。3rdの「二人セゾン」もそうだったんですが、闘うとか抵抗するとか「仮想敵を作ることで強くなる」というギラついた若くて痛々しいスタイルだけじゃなくて、こういうのもシングルとしてやれるんだぜっていうのが見られたので個人的にすごく嬉しかった。秋曲は当たりの法則、来年も継続してくれ。

 

 

第4位:予想外のストーリー - AKB48 (ボーカル選抜) [11月のアンクレット 劇場盤]

予想外のストーリー

予想外のストーリー

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 一言でいうと、エロい。上品なエロさ。色気というべきか。まず曲のクオリティがハンパじゃない。ふんわりしたエレピとコーラスが綺麗なAOR。邦楽でいうと東京事変の『メトロ』『雨天決行』なんかが近いかも。とにかくその辺の音楽が好きな人には普通に聴ける曲ではないでしょうか。アイドル声が嫌いな人はダメかもだけど。エレピとかトランペット、ドラム、コーラスに至るまで全部の音がもう綺麗にツボを押さえてる。それでまた歌詞も艶っぽいし、「ぞっこん」だの「首ったけ」だの旧時代的な言い回しがかえってしっくりくる絶妙さ。ボーカル選抜にうってつけの曲です。本当に最高。アイドルじゃない歌手とのコラボのことについて前回か前々回に触れましたが、こういう曲こそ歌唱力のあるメンバーと、こういう楽曲をやる方々とコラボしてほしいなあと。全く違いますが関ジャム的なものを期待したくなります。本当に良い曲。本当に。

 

 

さてここからはベスト3ですよ。案外ベスト3はスッと埋まりました。初見から「ああこれは良い曲だ」と思ったし、何回聴いても何連続聴いても飽きない。とんでもないものを生み出してくれたもんだぜ。やれやれ。3位の発表です。

 

 

 

第3位:サササ サイコー! - NMB48 (山本彩加、岩田桃夏、梅山恋和、上西怜、溝川実来、山田寿々) [難波愛 ~今、思うこと~ 劇場盤]

 NMB48 5期生の6人によるユニット曲。音楽性もなにもない「ザ・アイドル!」って曲なんですが、ごちゃごちゃ考えずに聴いてハッピーになるための曲というか。かわいい曲、かわいい声、アホな歌詞という三拍子そろったアイドル曲というところがめちゃくちゃツボにはまりました。
”がんばれ サイコーじゃなくても
 がんばれ サイコーな気分で
 がんばれ サイコーを手に入れろ”
こんな無責任で無邪気な歌詞見たことない。だからこそ良い。アイドルなんてバカでもキラキラしてればそれで十分なんだなって思います。あと、僕だけだったらアレなんですが、この曲は48らしさだけでなくハロらしさを備えていると思うんですよね。決して48らしくないんじゃなくて、両方の良いとこどりをしているというか。勝手なイメージなんですが、つんく詞に登場する女子は小賢しい。彼氏とどこに旅行いこうとか学校帰りにあそこのパフェ食べたいとかそんなことしか興味ないくせに、たまに大人ぶって政治がどうだの言ってみたりする。”景気とか少子化とか格差社会 問題は山積みってこと”なんて突然したり顔で言い始めるのに、結局「頭空っぽにしてハッピーになろう」なんて言って全部煙にまいてしまう。そういう小賢しさと無邪気さと可愛らしさの象徴として、この曲はサイコーにアイドルらしいと思います。

 

 

第2位:法定速度と優越感 - AKB48 (U-17選抜) [11月のアンクレット type-E]

各グループ新進気鋭の次世代エースを真ん中に据えて、後ろにも若手の有望株ばかりを集めた、人選だけでもう美味しいユニット。ベースとコンガから始まるってだけでもうたまんないイントロに、カッティングとワウでファンキーに跳ね回るギター。全体的に『バナナ革命』を彷彿とさせる編曲ですが、作曲・編曲は『ピノキオ軍』『ロマンティックいか焼き』などの横健介さん。お祭り曲に適正がありすぎるのでは。曲の良さだけでもう十分お腹いっぱいなんですが、この曲の魅力はサビのお祭り感ですよねなんといっても。イェイイェイイェイだのウォウウォウウォウだのジャカジャカジャンだの、スキャットですらない言葉だけでサビの8割が占められてるというなかなか前代未聞の構成だし、「からの~?↑↑」「フッフー!!↑↑」などなどパリピ大学入試頻出語句が詰め込まれたお祭りソング。こんな曲を期待の若くて可愛いメンバーが踊ってるなんてとんでもねえ。しかし気になるのは、秋元さんがどうやって曲を募ったか。「YEAH YEAH YEAHからのWOW WOW WOW」と書かれた歌詞を渡したんだろうか。めちゃくちゃシュールだ。気になる。

 

 

 第1位:危なっかしい計画 - 欅坂46 [真っ白なものは汚したくなる]

危なっかしい計画

危なっかしい計画

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アルバムが発売されてこれを初めて聴いたときに、ああやられたと思いました。イントロからディスコビートとギターがとんでもなくかっこよくて、聴いた瞬間から心拍数ごと持っていかれる感覚。Bメロから怒涛の早口、と思ったらCメロのブレイク、そして「さあ!」でサビに飛び込む、流れるような構成が見事すぎてもう何も言えなくなる。「かたっ苦しい制服なんて今すぐ脱いでもっと冒険しよう、だって夏なんだぜ」という歌詞の通り、鬱屈を全部解放するサビの爆発は過去最大級かもしれない。その爆発を際立たせるために、Bメロの低い声で愚痴るようなラップパートだったり不安になるようなギターだったりが挟み込まれているんだと思うと、本当に計算し尽くされたすごい曲なんだなと感服するばかりです。この曲はライブでもまた抜群に良くて、というかおそらくそもそもがライブ用に作られた曲なんだろうけど、「さあ!」でタオルを振り回し、「YEAH!」で叫びながらタオルを振り上げるという、めちゃくちゃに楽しい曲なもんで、ひらがなけやきのオタクに成り下がった僕でも、これを聴くためだけに漢字欅のライブに行きたいと思うくらいです。アレを経験すると辞められない。脳内麻薬出ちゃうもん。

 

 

ということで、ひとりリクアワベスト30の発表は以上になります。改めて見てみると、2017年は楽曲のレベルがめちゃくちゃ高い。ありがとう秋元先生。ありがとう作曲者の方々。たまたまの当たり年ではなくて、2018年も素晴らしい曲にたくさん出会えることを祈りつつ、冗長極まりなかったひとりリクアワを締めようと思います。お付き合い頂きありがとうございました。当分書くネタがないのでまたいつか。チャオ!

ひとりリクアワ2017 2日目

記事数稼ぎ親愛なる読者皆様への読みやすさを考慮して、追記じゃなくて別ページで続きをやることにしました!20位からです!

 

 

 

第20位:暗闇求む - NGT48 [青春時計 type-C]


ピアノ伴奏からゴリゴリのハウスミュージック!このメリハリがたまらない。ピアノパートにドラムロールが入るのも、「今から何かが来る」って気配を漂わせていてゾクゾクします。音のひとつひとつが計算されていてエンドレスに聴ける。最後にピアノに戻って終わるのも良い。シングル表題曲だとこういう尖った曲ができないからカップリングはやはり最強だなあ。ライブ楽しいだろうなこれ。全ツやってくんないかな新潟。

 

 

第19位:世界はどこまで青空なのか? - NGT48 [世界はどこまで青空なのか?]

(曲が始まるまで4分あります。曲の前後で話がつながっているので、お時間があれば最初から最後まで見ることをおすすめします)
2曲連続でNGTから。2ndシングル表題曲です。アイドルのシングルって極論言うと「売れるための看板」のひとつとしてリリースしていくわけなんですが、この曲はかわいらしさよりも若さに極振りをしているというか、良い意味で色恋の匂いを感じないという点で他より際立ってるように思います。サビが前のめっていて思わずヘドバンしたくなりませんか。小細工のない疾走感たっぷりの曲で大好きです。Cメロのオーオーオー...のところもすごく好き。これに関しては欅坂46のovertureのオーオーオーオーが素晴らしすぎた影響もあるかもしれない。というかオーオーオーみたいな歌い方ってなんて言うんだろう。知っていたら教えてください。

 

 

第18位:ぐにゃっと曲がった:HKT48(ダイヤモンドガールズ) [キスは待つしかないのでしょうか? type-B]

推しのセンター曲であるという点は加点対象外なのでご安心ください。1番Aメロのベースがエロい。テレキャスっぽいギターの音もエロい。シンセストリングスの使い方もいいよね。「ぐ ぐ ぐ」の大胆さとちょうどよさも良いし、ラスサビ直前のブレイクからのギターもエロい。そんでもって歌詞が良い。「自分たちの恋に限って」(AKB48)もそうなんですが、「好き同士で付き合ったはずなのに、いつからだめになってしまったんだろう?」みたいな世界観というか恋愛観の曲が大好きなので、曲といい歌詞といいめちゃくちゃ刺さりました。こってりしてないので連続でずっと聴いていられるのも良いですね。編曲は『バナナ革命』『前のめり』(SKE48)『空耳ロック』『ロマンティック病』(HKT48)『バレッタ』『サヨナラの意味』(乃木坂46)などなど、クオリティの高い楽曲を担当している若田部誠さん。この人の編曲は好きな曲が多くて好きです。しかし栗原紗英ちゃんの浴衣どっちゃくそかわいいな...。

 

 

 

第17位:沈黙した恋人よ:欅坂46(りまちゃんちっく) [真っ白なものは汚したくなる

type-A]

沈黙した恋人よ

沈黙した恋人よ

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 ひらがなけやきの5人によるユニット。それぞれの声の特徴が出てるのも良いんですが、サビの高音のノビがすごく好きです。「うまくいかなくなってしまった恋人がバイクを2人乗りして海沿いを走りながら、以前みたいに会話を続けられないことに自分たちの別れが近づいていることを感じてしまう」っていう、お察しの通り大好物な歌詞なんですが、サビのメロディがその情景にすごく合っているなあと。屈託のないのびやかなメロディが、歌詞とあいまってすごく切なく感じるすごく良い曲だと思います。推しメンの声がすごくすごくかわいい。編曲は乃木坂46の良曲を量産してきた杉山勝彦さん。そりゃ好きだわ。

 

 

第16位:泣いたっていいじゃないか? - 乃木坂46 [逃げ水 通常盤]

泣いたっていいじゃないか?

泣いたっていいじゃないか?

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この曲はとにかく歌詞が良い。泣くなとか前を見ろとか走れとか無責任に元気づけることはせず、「泣かないことが偉いのか?大人になるって泣かないってことなのか?」と高山さんやら衛藤さんやら生田さんやらの優しい声で歌われるので、心が疲れたときにめちゃくちゃ効く。本当に油断したら涙が出るくらい沁みる。通常盤限定の収録なのでオタクしか聴かないのがもったいなさすぎるくらい名曲。共通カップリングにしてほしかった。16位ですけどみんな本当に聴いてほしい。

 

 

第15位:ひと夏の長さより… - 乃木坂46 [逃げ水 type-A]

ひと夏の長さより・・・

ひと夏の長さより・・・

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 こちらも逃げ水のカップリングから。ぶっちゃけ逃げ水よりも表題曲向きの曲だと思います。個人的に。歌詞は切ない別れという感じでそれ自体も悪くないんですが、編曲がすごく秀逸。Bメロで一気に音が消えて、「君」との思い出をぽつぽつと歌うというアレンジ、一体どうやったら思いつくんだろう。一転してサビはキャッチ―なので、某表題曲のようにクセが強すぎることもなく、耳馴染みの良い名曲だなあと思います。これシングルじゃだめだったんだろうか...。

 

 

第14位:だから君が好きなのか - AKB48 [サムネイル type-B]

だから君が好きなのか

だから君が好きなのか

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須田亜香里センターの楽曲。EDM要素をしっかり残しつつピアノのアクセントが効いた、かなり質の高いチルステップ。音が綺麗で後味が良い。音のひとつひとつに集中してしまうので歌詞が全然頭に入ってこない。起き抜けの頭でまずこれを聴くのが好きです。ところでこのユニットは一体どういうチョイスなんだ。

 

 

第13位:少女には戻れない - 欅坂46 (五人囃子) [真っ白なものは汚したくなる type-A]

少女には戻れない

少女には戻れない

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どことなくJamiroquaiVirtual Insanity』を感じるイントロ。アダルトな雰囲気が心地良いし、間奏のエフェクトがかったピアノソロもぴったりくる。欅坂46干されダンスメンバー5人によるユニットなんですが、案外それぞれ声にも特徴があるのでファン目線で聴いても楽しい。欅坂46の楽曲中では「オシャレさ」で群を抜いている印象です。アルバムのリリースがちょうどSuchmosが流行り出した時期だったので、少なからず影響しているんじゃないかと勝手に思っています。

 

 

第12位:人生を考えたくなる - 乃木坂46 [インフルエンサー

人生を考えたくなる

人生を考えたくなる

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秋元真夏桜井玲香中田花奈若月佑美によるユニット、通称「女子高カルテット」による楽曲。なんかもうタイトルからしてめちゃくちゃ暗いんですが。ピアノ伴奏で、4人の歌とコーラスだけのシンプルな曲です。『泣いたっていいじゃないか?』の歌詞が良すぎるという話を先ほどしましたが、この曲は全く違うベクトルで歌詞が良い。良いというか、苦しい。”誕生日が近い”という言葉がこんなに突き刺さるなんて考えたこともなかった。酒を飲んだ日は絶対に聴くべきじゃない。用法用量をきちんと守って聴いてください。よろしくお願いします。

 

 

第11位:ライブ神 - 乃木坂46 [逃げ水 type-C]
最初にタイトルが発表されたときは目を疑いましたが、まあ騙されたと思って聴いてくれ。歌詞もクソダサいけどまあ聴いてくれ。イントロが全て。編曲者ぜったいこれ自分が聴いて気持ちよくなるために作っただろ、ってくらい気持ち良い音を詰め込んでてサイコー。サビに入っても大して盛り上がらないんだけど、むしろその無機質さがかえって心地よかったりする。また逃げ水カップリングかよってくらい逃げ水のカップリングは良曲ばっかりなんですよね~~~。

 

 

 

ということで20位~11位の発表でした!
「46系の曲が増えてきたな、本性表しやがって」って身構えないで!46こわくない!痛いことしないから安心してこっちおいで!
とはいえ、48系にも良曲がいっぱいあってシンプルに楽しいですね。EDMが主流になってきて全体的に質があがったというのもあるでしょうが、EDMだったらなんでも良いのかっていうとそういうわけでもないし。グループのバックグラウンドを知らなくても、良い曲を良い曲と感じられるのはすごく良いことかなと。これだから多重影分身はやめられない。

では続きはまたいつか!アディオス!